イチからつくる
プラスチック
編:岩田 忠久
絵:内田 かずひろ
紙版
内容紹介
タッパー、ビニールやラップ、合成繊維など、プラスチックの性質は多様で、目的に合わせて魔法のように様々な姿形のものをつくりだすことができる。もしもプラスチックがなかったとしたら、こんなに私たちの生活は便利になることはなかっただろう。しかし、そもそもプラスチックはなにが原料で、どうやってつくられているのか。真似して自分でもつくれるのか。実は知らないことだらけだ。工作や実験などを通してプラスチックの特徴や長所・短所をよく知り、ゴミ問題も含め、プラスチックとこれからどう共存していくのか考えていく。
目次
・浜辺に漂着したものを拾ってみると……
・プラスチックなしには成り立たない現代文明
・なにが、ほんとうのプラスチックの姿なのか?
・プラスチックは、どうやって生まれてきたのか?
・プラスチックは、熱でとけて形がかわるもの?
・石油からプラスチックはどのようにつくられる?
・プラスチックを自分でつくりだすことは、できるのだろうか?
・素材をイチからつくるのはとてもむずかしいが、原料の加工ならできる?
・プラスチックをとかして、加工してみよう
・カゼイン樹脂は、プラスチックといえるのか?
・プラスチックはリサイクルできる? できない?
・分解しにくいからすごい! でもゴミになると困りもの
・分解しにくさとしやすさのバランスがだいじ。使用期限がきたら分解して欲しい
・バイオプラスチックのつくり方 ポリ乳酸の話
・イチからつくって、みえてきたこと