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図解 土壌の基礎知識

新版

著:藤原 俊六郎

紙版

内容紹介

土壌肥料についてわかりやすく図解した12万部の超ロングセラーを、新しい視点を付け加えて全面改定した最新版。津波害、放射能汚染問題についても記述。基本的なことがよくわかるとともに、現場指導者にも役立つ
●第1章 土と土壌
●第2章 土壌と物質循環
●第3章 土壌の性質と作物
●第4章 土は生きている!
●第5章 土壌有機物の役割
●第6章 農耕地の特徴と管理
●第7章 荒廃する土壌
●第8章 土壌保全
●第9章 土壌診断

目次

●第1章 土と土壌
1.土と土壌
2.土の生成
3.土から土壌へ
4.土壌の種類
5.土壌の老化

●第2章 土壌と物質循環
1.物質循環の中心は土壌
2.炭素の循環
3.窒素の循環
4.その他の肥料元素の循環
5.土地利用と窒素の循環

●第3章 土壌の性質と作物
1.土壌を康生するもの
2.地力とは
3.土壌三相分布
4.土壌団粒
5.保水力
6.保肥力
7.気温と地温
8.作物栽培に適した土壌
9.作物の養分吸収
10.土壌phと作物の生育

●第4章 土は生きている!
1.土壌のなかの棲息者
2.土壌生物の種類と量
3.ミミズの働き
4.土壌微生物の働き
5.菌根菌
6.土壌微生物による物質循環
7.土壌微生物の生育環境

●第5章 土壌有機物の役割
1.有機物の分解と腐植化
2.腐植と腐植の生成
3.腐植の集積を左右する条件
4.土壌有機物の役割
5.有機物の直接吸収
6.自然林と農耕地の有機物収支

●第6章 農耕地の特徴と管理
1.水田土壌
2.畑土壌
3.果樹園土壌
4.茶園土壌
5.草地
6.施設土壌

●第7章 荒廃する土壌
1.水田土壌の老化
2.畑土壌の老化
3.連作による地力低下
4.過剰施肥による荒廃
5.土壌の水食と風食
6.農薬や重金属による汚染
7.津波・高潮による農地被害
8.土壌の放射能汚染

●第8章 土壌保全
1.輪作による生産安定
2.堆肥の施用による地力維持
3.土壌浸食を防ぐ
4.耕うん
5.不耕起栽培
6.土壌診断の実施

●第9章 土壌診断
1.土壌診断とは
2.断面調査
3.実験室で行う調査
4.簡易診断

著者略歴

著:藤原 俊六郎
藤原俊六郎(ふじわら しゅんろくろう):昭和22年岡山県倉敷市生まれ。昭和45年島根大学農学部農芸化学科卒業。同年神奈川県農業総合研究所勤務。62年神奈川県園芸試験場、平成7年神奈川県農業総合研究所、同農業環境部長、次長などを経て、退官。現在は明治大学農学部特任教授

ISBN:9784540111099
出版社:農山漁村文化協会
判型:A5
ページ数:176ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2013年02月
発売日:2013年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KN
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:TVB