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リモートワークに労働時間管理はいらない

著:奥村 禮司

紙版

内容紹介

新型コロナウイルスの蔓延で一気に拡がったかに見えたリモートワーク(テレワーク)だが、大企業などを中心に定着化がすすむ一方で、「労働時間管理がしにくい」「業務内容がリモートワークに適さない」「労働生産性が下がる」などの理由から導入を躊躇したりとりやめたりする例も多い。
本書は、これらの懸念を払しょくし、労働時間管理をせず労働生産性を上げる手法として、リモートワークに事業場外みなし労働時間制を採用することを強くすすめる。
そのメリットから導入・運用のノウハウや留意点、似た部分のあるフレックスタイム制や裁量労働制との比較、リモートワークと社内労働を組み合わせたハイブリッド型の運用やリモートワーク中の副業・兼業の管理にまで言及した、リモートワークをプラスに活用するための指南書。

目次

第1章 リモートワークだけでは労働生産性は上がらない!上がるための仕組みが必要 ~「社員に任せる」~
第2章 労働時間管理しないリモートワーク ~「みなし労働時間制」は、労働時間把握義務の適用が除外されている!~
第3章 労働時間管理するが、しないようなリモートワーク ~疑似的「みなし労働時間制」とフレックスタイム制~
第4章 労働時間管理しないようなリモートワーク ~「みなし労働時間制」とは別の裁量労働制~
第5章 リモートワークによって求められるルール作り ~多様な働き方を認める。それが本来の働き方改革~
第6章 副業や兼業の労働時間管理 ~リモートワークと副業や兼業~
第7章 リモートワークによる意識の変化 ~たかがリモートワーク。リモートワークのための変革は不要!~

ISBN:9784539728437
出版社:日本法令
判型:A5
ページ数:288ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ