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もう下剋上とは言わせない

~勝利へ導くチーム改革~

著:井口 資仁

紙版

内容紹介

井口監督が目指す常勝チームの姿とは!?
現役時代、大リーガーとしてワールドシリーズ制覇に貢献した千葉ロッテマリーンズ井口監督の改革と手腕に迫る。ロッテは日本代表メンバーが選手にいないにも関わらず、2020年シーズン、2位を獲得した。コロナ禍にも見舞われ、若手主体の戦いを余儀なくされた裏で、いったい井口監督は何を実行していたのか? 
監督就任以来実行してきたコーチングスタッフの引き抜き、球場施設の整備・変更、練習内容の充実、選手の体調管理、フロントへの提言、ドラフトへの要望、若手の育成指導、ミーティングの進め方、試合分析などを完全網羅する。   

目次


第一章 監督
1、監督就任のいきさつ
2、監督の条件
3、監督の役割
4、マリーンズの意識改革
第二章 コーチ人事
1、二軍改革の必要性/今岡真訪コーチ
2、内野守備の強化/鳥越裕介コーチ
3、投手陣のやりくり/吉井理人コーチ
第三章 選手起用
1、選手の起用方針
2、チームの再編成/鈴木大地
3、新キャプテン/中村奨吾
4、レギュラー争奪戦
5、移籍選手&ベテラン選手に求められるもの
6、監督として目指す理想の野球
7、チーム作りの理想と現実
第四章 育成
1、我慢/安田尚憲
2、覚醒/藤原恭大
3、成長/佐藤都志也
4、可能性/和田康士朗
5、未来/佐々木朗希

著者略歴

著:井口 資仁
1974年12月4日生まれ。東京都出身。国学院久我山高校を卒業後、青山学院大学に進学。大学在学中の1996年には日本代表としてアトランタ五輪に出場し、銀メダル獲得に貢献した。東都大学リーグでは通算24本塁打のリーグ記録を樹立するなど、「大学ナンバーワン打者」として活躍。1996年ドラフトで福岡ダイエーホークスを逆指名(1位)して入団。プロ1年目から一軍に定着し、5年目の2001年に二塁手にコンバートされると同年、自身初のシーズン30本塁打、44盗塁で盗塁王のタイトルを獲得。強打の二塁手としてダイエーの中心選手として活躍した後、2005年にメジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックスへと移籍。メジャー1年目からレギュラーとしてチームの世界一に貢献するなど、2008年まで4年間プレー。2009年に千葉ロッテマリーンズ入団して日本球界に復帰すると、2010年の日本一に貢献するなど、2017年まで現役としてプレー。引退翌年にロッテの一軍監督に就任し、3年目の2020年にはチームをクライマックスシリーズへと導いた。

ISBN:9784537218732
出版社:日本文芸社
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2021年03月
発売日:2021年02月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF