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臨床行動分析のABC

著:ユーナス・ランメロ
著:ニコラス・トールネケ
他監:松見 淳子

紙版

内容紹介

認知/行動療法の根幹を担う行動分析の基礎を、ABC理論にもとづいて懇切丁寧に解説。真の理解と実践のための新たなる入門書。

目次

監修者まえがき
「本を執筆する」という文脈――「日本語版へのまえがき」にかえて
イントロダクション――行動主義という土台の上に:認知/行動療法、行動的心理療法、そして機能的文脈主義

第1部 行動を記述する
第1章 問題を行動のカタチ(形態)から捉える――「問題」とは何か?
第2章 行動を観察する――いつ、どこで、どれくらい?
第3章 文脈の中で行動を捉える――ABC分析とは何か?

第2部 行動を理解する
第4章 レスポンデント条件づけ――古くて新しい原理
第5章 オペラント条件づけ(1)――4つの随伴性と消去
第6章 オペラント条件づけ(2)――刺激性制御
第7章 関係フレームづけ――行動分析からみた「言語と認知」
第8章 ABC分析を応用する――3つの原理を使いこなすには?

第3部 行動を変える
第9章 機能分析――行動の分析と優先事項
第10章 行動変容へ向けての会話――臨床的な協力関係を築くには?
第11章 3つの原理と実践をつなぐ――よりよい実践のために
第12章 実践の原則(1)――行動的コンサルテーション
第13章 実践の原則(2)――行動的心理療法

あとがき
監訳者あとがき――基本の「基・本」、ここに翻訳される!

さらに学びたい人のための推薦図書

著者略歴

著:ユーナス・ランメロ
Jonas Ramnero ストックホルム大学心理学科助教授(09年1月現在)
著:ニコラス・トールネケ
Niklas Torneke 精神科医(個人開業)(09年1月現在)
他監:松見 淳子
1978年ハワイ大学大学院博士課程心理学科卒業。現在、関西学院大学文学部総合心理科学科教授、米国ホフトラ大学名誉教授。Ph. D.(臨床心理学)(09年1月現在)

ISBN:9784535983007
出版社:日本評論社
判型:A5
ページ数:336ページ
定価:3300円(本体)
発行年月日:2009年01月
発売日:2009年01月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MKM