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口承文芸と民俗芸能

著:星野 岳義

紙版

内容紹介

口承文芸と民俗芸能との間隙を埋める一冊。文献調査はもちろん、北海道から九州までの採訪も踏まえる。菅江真澄研究者、必携。

目次

1 菅江真澄とその異文化理解

2 菅江真澄の都鄙認識: 補説 松前神楽予備調査報告

3 菅江真澄の採集した安倍伝承

4 菅江真澄の採集した坂上田村麻呂伝承

5 菅江真澄の採集した西行伝承: 翻刻 鎌田正苗『秋田郡寺内村古跡記』

6 菅江真澄の採集した公家伝承: 花山院忠長の伝承から

7 菅江真澄の採集した仏師伝承: 運慶または雲慶の伝承から

8 菅江真澄の採集した沈鐘伝承

9 菅江真澄の見聞した神楽

10 菅江真澄の見聞した田楽

11 菅江真澄の見聞した風流

12 菅江真澄の見聞した祝福芸・語りもの

13 菅江真澄の見聞した渡来芸・舞台芸

14 菅江真澄の見聞した祭り: 補説 アイヌの祭りまたは芸能

15 渡辺伸夫著『椎葉神楽発掘』

16 鹿児島県の「将軍舞」: 翻刻 若松右京『将軍舞之次第』

17 採物神楽の語りものとしての性質: 讃岐里神楽の「将軍舞」から

18 採物神楽の地芝居としての性質: 鳥取県日野郡江府町の下蚊屋荒神神楽から

19 岩手県八幡平市の山伏神楽: 岩手山山伏神楽と浅沢神楽から

20 『南海四国神楽之事』の解説と翻刻

ISBN:9784535587038
出版社:日本評論社
判型:A5
ページ数:386ページ
定価:7600円(本体)
発行年月日:2017年02月
発売日:2017年02月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JBCC