民法でみる法律学習法
第2版
著:金井 高志
内容紹介
ロジカルシンキングを法律を整理して理解するツールとして解説。新たに、事例の図式化の方法、答案構成・作成の方法も加わる!
目次
序章 なぜ法律をロジカルシンキングの視点からみるのか
──法律学におけるロジカルシンキング
第1章 論理的思考方法と説明方法――ロジカルシンキング総論
1 ロジカルシンキングの意味
2 狭義のロジカルシンキング
3 ロジカルプレゼンテーション
4 まとめ
第2章 論理的思考と図表作成の方法――狭義のロジカルシンキング
1 狭義のロジカルシンキングの思考方法
2 狭義のロジカルシンキングの図表作成手法
第3章 法律学におけるロジカルシンキング――MECE・法的三段論法・リーガルマ
インド
1 法律学におけるMECEのフレームワークとなる基礎概念・用語
2 法律学におけるロジカルシンキング・プレゼンテーションの基本――法的三段論法
3 法律学全体をカバーする基本理念――リーガルマインド
4 法律学におけるロジカルシンキングの重要性
第4章 民法・私法の基本原則と民法典の体系――民法の全体構造
1 民法の基本原理──民法の三大原則とその変容
2 信義誠実の原則(信義則)と権利濫用禁止の原則
3 民法典の構造──パンデクテン構造
4 民法におけるMECEのフレームワーク
5 民法におけるMECEを用いたフレームワークのまとめ
第5章 時系列に基づく民法の体系──民法各論
1 はじめに――民法における成立要件から対抗要件
2 契約の成立要件
3 契約の有効要件
4 契約の効果帰属要件
5 契約の効力発生要件
6 対抗要件
7 まとめ
COLUMN① 教科書の読み方
第6章 法律の構造と条文の読み方――条文の形式的な意味
1 法令・条文の形式的意味の理解の必要性
2 条文の形式的意味の理解のために必要な知識
3 条文の形式的意味の確定から実質的意味・適用範囲の確定へ
第7章 条文解釈の方法──規範の実質的内容の検討
1 法解釈と条文解釈の意義
2 法的三段論法と条文解釈
3 法律要件と法律効果
4 条文解釈の身近な具体例
5 条文解釈の一般理論
COLUMN② 民法の歴史と民法を作った人々
第8章 法的文章の作成方法──ロジカルプレゼンテーション
1 ロジカルプレゼンテーション総論
2 ロジカルプレゼンテーションの内容に関する必要条件
3 ロジカルプレゼンテーションの方法に関する必要条件
第9章 ロジカルシンキングに基づく答案作成──事例の図式化と答案構成の手法
1 事例を図式化する方法
2 答案構成の方法
COLUMN③ 答案作成に関するポイント
あとがき――法律学習のポイント
事項索引
ISBN:9784535525047
。出版社:日本評論社
。判型:A5
。ページ数:240ページ
。定価:2000円(本体)
。発行年月日:2021年01月
。発売日:2021年01月22日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LA。