出版社を探す

行政の構造変容と権利保護システム

編:浜川 清
編:稲葉 馨
編:西田 幸介

紙版

内容紹介

行政による個人生活への配慮が求められる今日、多様な訴訟類型を活用した柔軟な権利保護システムは如何にあるべきかを考察する。

目次

序論
浜川 清

第1部 権利保護システムの現代的課題

第1章 「救済」の概念
――人権を救済することの意義と方法
金子匡良

第2章 行政訴訟における「法律上の争訟」論の諸相
稲葉 馨・土田伸也・西田幸介

第3章 行政裁量と行政救済
榊原秀訓

第4章 保育の民営化と行政責任
――2012年子ども・子育て関連3法を中心に
小泉広子

第2部 抗告訴訟の再検討

第5章 抗告訴訟の法定化・多様化・廃止論
稲葉 馨

第6章 抗告訴訟の原告適格
――代表的利益としての「事業遂行利益」
本多滝夫

第7章 抗告訴訟にかかる仮の救済における「必要性要件」の判断構造
西田幸介

第3部 市民生活と権利保護

第8章 公契約に見る雇用平等政策の理念
――アメリカ合衆国の経験
藤本 茂

第9章 過労死・過労自殺の業務上外認定における行政訴訟の役割
水野圭子

第10章 警察による市民生活への介入
氏家裕順

第11章 黙示の公用開始について
土田伸也

あとがき
稲葉 馨・西田幸介

著者略歴

編:浜川 清
法政大学名誉教授
編:稲葉 馨
東北大学名誉教授
編:西田 幸介
法政大学法学部教授

ISBN:9784535521889
出版社:日本評論社
判型:A5
ページ数:320ページ
定価:6000円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LND