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マンガ 会計の世界史

イタリア、イギリス、アメリカ--500年の物語

著:田中 靖浩
著:星井 博文
絵:飛高 翔

紙版

内容紹介

10万部のロングセラーがマンガで登場。
社会人も学生も、これで腹落ち。
面白くてためになる、新感覚の知的エンタテインメント!

【『東大読書』『東大メンタル』の西岡壱誠さん、推薦】
受験勉強にも役立ちます!
世界の発展は、経済の発展と符合する部分が大きいです。
この本を読めば、世界がどう拡大して、
今の世の中はどうしてこういうシステムになっているのか、
その大きな流れを理解できるようになります。 世界史だけでなく、文系科目全般に役に立つ一冊です!

【本書の内容】
15世紀イタリアで生まれた銀行とキャッシュレス取引
そのシステムを支えるために会計が誕生した――

大航海時代を迎えて商売がグローバル化し、
産業革命によって新たなテクノロジーと生産システムが誕生。
お金の管理、運用、投資の仕組みも発展し、
それとともに会計も進化しました。

21世紀の人と会社とお金をめぐるさまざまな関係は、
歴史物語を読めば理解できます。
本書はそんな壮大なストーリーを6編の物語に凝縮。

楽しくストーリーを追うだけで、
最先端の知識と教養が身につきます!

【こんなみなさんにお勧めです! 】
・会計入門書を何冊読んでも理解できなかった社会人
・「数字が読めない」ことにコンプレックスのあるマネジャー
・実際に使えるスキルを身につけたい若手ビジネスパーソン
・会計を教えなければいけなくなった社会科の先生
・どうせ勉強するならマンガがいい、大学生、中高生

目次

【本書の構成】
第1章 帳簿と持ち株会社
旅の始まりは中世後期、15世紀のイタリア。
商人が活躍し、ヨーロッパの「経済の中心」だったこの国で、簿記は誕生しました。
今も続く銀行と簿記を支える基本的な仕組みがどのようにできあがったのか、見ていきましょう。

第2章 株式会社と証券取引所
「宗派を問わず、商売好きであれば歓迎する」
――17世紀にヨーロッパの経済的覇権を握ったオランダ。
株式会社と証券取引所がこの国で生まれました。
ここで起きたある経営破綻が、その後の会計の歴史に大きな影響をおよぼします。

第3章 決算書と監査
次なる舞台は産業革命に沸くイギリス。
ビジネスが一気に大きなものとなり、必要な資金も莫大になっていきます。
それに歩調をあわせるように複雑さを増していく会計制度。
ここで会計士と監査が登場します。

第4章 原価計算と連結
ヨーロッパ社会に衝撃を与えた鉄道建設は、海を越えてアメリカでも熱狂を巻き起こします。
巨額な投資を必要とする鉄道産業は、経営分析ブームを生み、
原価計算や連結といった新たな仕組みが次々とできあがるきっかけとなりました。

第5章 証券市場の改革と国際会計基準
新たな産業の主役「自動車」が登場。
生産システムは急速に進化し、グローバルな大量消費社会が到来します。
証券取引も会計制度も国境を越えるようになり、現在に至るまでその姿を変え続けています。

第6章 管理会計とファイナンス
「コストより利益を見よ、過去より未来を見よ」 ――ビジネスの結果を映す鏡だった会計は、ついに将来の計画を扱うようになりました。
本書のラストでは、予算制度、管理会計、ファイナンスをめぐる新しい会計の物語をご紹介します。

著者略歴

著:田中 靖浩
田中靖浩公認会計士事務所所長。
1963年三重県四日市市出身。早稲田大学商学部卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。ビジネススクール、企業研修、講演などの講師として活躍する一方、落語家・講談師とのコラボイベントを手掛けるなど、幅広くポップに活動中。『実学入門 経営がみえる会計』(日本経済新聞出版)ほか著書多数。
著:星井 博文
漫画家・漫画原作者。
1977年大阪生まれ。2006年ヤングジャンプデビュー後、ビジネス誌、青年誌、歴史本など幅広く原作を担当する。『まんがでわかる伝え方が9割』(ダイヤモンド社)、『まんがでわかる LIFE SHIFT』(東洋経済新報社)など著作多数。
絵:飛高 翔
漫画家。
雑誌での連載漫画執筆を経て、現在、広告マンガ、ビジネスコミックの作画にて活躍中。作画担当作に『マンガ 経営戦略全史』上下巻、『マンガ ビジネスモデル全史』上下巻(いずれもPHP研究所)などがある。

ISBN:9784532324285
出版社:日経BP 日本経済新聞出版本部
判型:A5
ページ数:176ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ