日経プレミアシリーズ
飛距離が10歳若返る!8つの飛ばし術
60歳から30ヤードアップ!
著:山口 信吾
内容紹介
◆筋力は20歳から年1%ずつ落ち、70歳になれば最盛期の50%となります。歳をとれば関節の柔軟性も低下するので、腕っぷしに頼って飛ばしてきたゴルファーの飛距離は一気に落ちてきます。飛ばなくなると無意識のうちに腕に力が入り、弾道も定まらなくなる。こうなるとスコアもまとまらず、ゴルフが一気に面白くなくなってしまうのです。
◆そんなアマチュアが参考にしたいのが、女子プロの飛ばし方です。一般男子アマチュアのヘッドスピードは約40m/sで飛距離は210ヤードほど。一方、女子プロのヘッドスピードは同じ40m/s前後なのに240~260ヤード飛ばしています。ヘッドスピードが39.2m/sにすぎない堀琴音プロでも252ヤード飛ばせるのはなぜか。第1の理由はボールを芯で捉えるミート率が高いこと。第2の理由は、スイートスポットの少し上で打つ「高打ち出し・低スピン」の弾道を実現しているからです。またヘッドスピードについても、一般男子アマチュアに引けをとらないのには理由があります。1つ目は、太ももとお尻の強大な筋肉を使って骨盤を大きく回していること。2つ目は、「体の位置エネルギー」を巧みに使っていることです。そして3つ目は、コックを利かせてダウンスウィングをしているからです。これらのスイング技術と適正なインパクトが、女子プロの驚異的な飛距離を生み出しているのです。
◆本書には、筋力の衰えを感じるゴルファーが実践できる飛ばしの秘密が詰まっています。「どうすればボールを高く遠くへ飛ばせるか」を、女子プロにならって8つの飛ばし術で説明します。「下半身の筋力で飛ばす」「全力素振りで瞬発力を鍛える」「股関節の柔軟性を高める」「緩やかなアッパーブローでミート率を上げる」「打ち出し角の高い弾道で飛ばす」「長尺で飛ばす」--。これらを実践すれば少しの努力で誰でも「飛ばし屋」に変身できます。
目次
プロローグ――女子プロの飛ばし術に学ぶ
第1章 筋力で飛ばす
第2章 瞬発力で飛ばす
第3章 関節で飛ばす
第4章 体重で飛ばす
第5章 コックで飛ばす
第6章 ミート率で飛ばす
第7章 弾道で飛ばす
第8章 クラブで飛ばす
おわりに――老いてはますます壮んなるべし
ISBN:9784532263447
。出版社:日本経済新聞出版社
。判型:新書
。ページ数:240ページ
。定価:850円(本体)
。発行年月日:2017年06月
。発売日:2017年06月12日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF。