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日経ビジネス人文庫 Bえ-3-1

ガリガリ君の秘密

赤城乳業・躍進を支える「言える化」

著:遠藤 功

紙版

内容紹介

年間販売数4億本超!
日本でいちばん売れているアイスを生んだ
「強小カンパニー」の秘密に迫る

社員数380名で売上高454億円。12期連続増収を達成。
異端であること、遊び心があることを何よりも重視する。
埼玉県の北端に拠点をもつ「ユニークな地方企業」が赤城乳業だ。

失敗を恐れず、とがった社員を集めて、
なんでも「言える」仕組みをつくり現場を活性化させる。
そんな現場力の秘密を、遠藤功氏が解き明かすのが本書だ。

-大ヒット「コーンポタージュ味」をつくった若手たち
-ガリガリ君の「異色コラボ」が次々誕生した理由
-会社なのに「秘密基地」で商談する大人たち
-キャッチフレーズ「あそびましょ。」に込めた願い
-新入社員であっても、役員にものが言える風土づくり
-常識的なアイデアは、まったく評価されない
-入社2~3年目から大仕事を任せ、責任を自覚させて成長させる
-「社長は、社員の七光」
-売上200億円当時に100億円をかけて、食品基準ではなく医薬品基準の新工場を設立

日本企業から失われつつある「現場力」を高めるための知恵が、
本書には詰まっている。

*本書は潮出版より2013年10月に刊行された『言える化――「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密』を
改題、文庫化したものです。単行本刊行後以降の話題を追加いたしました。

目次

プロローグ こんなに面白い会社がまだ日本にはあったんだ

第1章 躍動する若者たち

第2章「強小カンパニー」への道程

第3章 ドリームファクトリーの建設

第4章「ガリガリ君」大ブレーク!

第5章「言える化」こそ競争力

第6章 自分のために働け

第7章 躍動する若者たち、再び

エピローグ「アイス」の会社は「愛ス」の会社

巻末対談 「その後の赤城乳業」--井上創太社長に聞く

著者略歴

著:遠藤 功
ローランド・ベルガー日本法人会長
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、米国系戦略コンサルティング会社を経て現職。

ISBN:9784532198985
出版社:日本経済新聞出版社
判型:文庫
ページ数:256ページ
定価:750円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年06月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCT