日経文庫 I24
ビジネス数学入門
第2版
著:芳沢 光雄
紙版
内容紹介
「分数ができない大学生」が話題になったのは1990年代。エクセルにデータ処理を任せる手前の効率的な仕事のやり方には数学的な発想・思考が必要であるにもかかわらず、文系学生の数学力の水準は以前よりも低下しています。その一方で、リスク管理、統計処理など以前より数学的思考の必要性が高まっているのです。
旧版以降数多くの数学啓蒙書を執筆してきた筆者が今回の改訂に当たっては、その蓄積を活かして分かり易く丁寧に書きこみます。
目次
序 章 なぜ数学力はビジネスに必須なのか
第1章 基礎的な発想を身に付けよう
第2章 算数の応用で差をつける
第3章 最適を求める――1次関数と符号の応用
第4章 変化をとらえる――数列と対数の応用
第5章 戦略を立てる――確率の応用
第6章 効率化を進める――組合せ論の応用
第7章 因果関係を見抜く――統計の応用