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何をどう信ずるか

著:谷口 清超

紙版

内容紹介

世界には、戦争、病気、不幸が渦巻い
ています。また正しからざる考えによ
って、数多くの混乱が引き起こされて
います。神が存在するなら、なぜ神は
こんな不完全な世界を創ったのだろう
か、という疑問を持つ人が多いのも不
思議はありません。しかし、生長の家
総裁である著者は、そのような迷妄の
世界は本当はありません。それは神が
創ったのではなく、人間の迷い心が現
した「仮相」であると説いています。
「仮相」は人間の心の持ち方によって、
いかようにも変化します。その人が何
を信ずるかによって、運命も世界も大
きく変わってくるのです。だから終末
思想などの迷信を信じることなく、
神が創られたままの「実相」は完全円
満で、喜びと豊かさ、調和に見たされ
ることを信じ、それを生活に生きるこ
とが大切です。そのために、著者は
「現象の奥に隠れている実相智、神の
叡智を導き出すような訓練を必要とす
る」と、本書の随所で力説しています。
そして、実相とは何かを知り、また悟
る人が増えてきた時に、個人の喜びの
生活が実現し、人類は幸福となります。
本書は、何をどう信じることが大切な
のかをテーマに、人々が神の創造の世
界は善一元であるという真理に目覚め、
それを生きるとき、調和のとれた輝か
しい世界が実現すると、懇切に説き明
かした、求道者必読の書の名著といえ
ます。

ISBN:9784531051816
出版社:日本教文社
判型:4-6
ページ数:250ページ
定価:1068円(本体)
発行年月日:1996年