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ユング著作集 4

人間心理と宗教

デジタル・オンデマンド版

著:カール・グスターフ・ユング
訳:浜川 祥枝

紙版

内容紹介

人間の救いは東洋にある。と断定してヨーロッパ学界を驚かせたユングの宗教的思想を集約。相反する精神病理学と宗教にひとつの調和点を与えた本書は、ユング学理と魂の偉大さを雄弁に物語る。

目次

人間心理と宗教
1 無意識の自立性
2 ドクマと自然的象徴
3 ある自然的象徴の歴史とその心理的構造
東洋的瞑想の心理
ヨーロッパの女性
訳者あとがき

原書タイトル
 PSYCHOLOGIE UND RELIGION

原書見出し
 Psychologie und Religion
 Die Autonomie des Unbewußten
 Dogma und natürliche Symbole
 Geschichte und Psychologie eines natürlichen Symbols
 Zur Psychologie östlicher Meditation
 Die Frau in Europa

著者略歴

著:カール・グスターフ・ユング
(1875年7月26日 -1961年6月6日)精神分析学の草分け的存在で、彼が研究した心のメカニズムによって、さまざまな面で心(顕在意識も潜在意識もふくめて)とからだに密接な相関関係があることが解明され、その業績は医学界をはじめ、社会学や宗教への影響も絶大であった。ユングの『人間のタイプ』『人間心理と宗教』はその代表作。
訳:浜川 祥枝
大正12年生まれ。昭和27年東京大学文学部独語・独文科卒。27年中央大学講師、30年助教授、41年教授、42年東京大学助教授、49年教授、59年成城大学教授。平成18年没。著訳書に『ユング著作集4人間心理と宗教』『フロイド選集13生活心理の錯誤』などがある。

ISBN:9784531026548
出版社:日本教文社
判型:A5
ページ数:328ページ
定価:3500円(本体)
発行年月日:2014年08月
発売日:2014年08月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VSP