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潜在性結核感染症 LTBI 診療ハンドブック

編:阿彦 忠之
編:加藤 誠也
編:猪狩 英俊

紙版

内容紹介

結核撲滅のための重要な課題である,潜在性結核感染症Latent Tuberculosis Infection(LTBI)の早期発見・早期治療について,一般内科医,結核を専門としない医師に向けて解説したハンドブック.日本結核病学会予防委員会・治療委員会より発表されている「潜在性結核感染症治療指針」に準拠し,事例を交えてLTBIのスクリーニング,診断,治療に関する実践的な知識をまとめた.

目次

【内容目次】
第I章 潜在性結核感染症(LTBI)とは
 1 なぜ,潜在性結核感染症か?
 2 潜在性結核感染症の積極的診断検討対象者
 3 接触者健診
  A 保健所の対応
  B 集団感染の事例から
第II章 潜在性結核感染症の診断
 1 潜在性結核感染症の診断(総論)
  A 成人の診断
  B 小児の診断
 2 潜在性結核感染症の診断を躊躇する事例
第III章 潜在性結核感染症の治療
 1 潜在性結核感染症の治療(総論)
 2 潜在性結核感染症の服薬支援
 3 潜在性結核感染症の治療の実際
  A 結核発病リスクが高い人に対する治療
   a 胸部X線での線維結節陰影
   b 生物学的製剤
   c 副腎皮質ステロイド・免疫抑制薬
   d 慢性腎不全と透析
   e HIV感染症
   f 移植
   g 必ずしも積極的な治療を必要としない例
  B 妊婦・小児に対する治療
第IV章 医療従事者と潜在性結核感染症
 1 医療従事者の結核感染・発病リスク
 2 医療機関の新採用職員の健康診断
 3 結核病床を有する医療機関での健康診断
 4 院内感染が疑われる場合の接触者健診
第V章 潜在性結核感染症に関する法律・制度
 1 届出と保健所での対応
第VI章 今後の期待と課題
 1 診断の課題と世界的にみた状況
索引

ISBN:9784524237593
出版社:南江堂
判型:B5
ページ数:126ページ
定価:4000円(本体)
発行年月日:2018年09月
発売日:2018年09月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ