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太陽に挑む鷲 シェリー後期散文集

監:上野和廣
監:白石治恵
他訳:杉野徹

紙版

内容紹介

学生時代から不慮の死までの10年間で、抒情詩人シェリーは人間や社会が抱える問題を韻文(詩)のみならず散文においても鋭く描き出し、人々にあるべき理想を訴えかけた。詩人自身の思いを赤裸々に書き留め、かつ古典から同時代までの多様な知識を網羅したこれらの散文は、混沌とした現代を生きる私たちにも進むべき道を示す言葉に満ちている。シェリー詩の手練れの、あるいは気鋭の専門家が200年前の英詩人の手になる散文を見事に訳出した。巻末に翻訳者による解題と訳注を配した。

著者略歴

監:上野和廣
神戸女子短期大学名誉教授。シェリ―研究の第一人者。著作に『飛び立つ鷲 シェリー初期散文集』『鷲と蛇の闘い シェリー中期散文集』(ともに南雲堂)などがある。
監:白石治恵
阪南大学教授。シェリーについての論文多数。著作に『飛び立つ鷲 シェリー初期散文集』『鷲と蛇の闘い シェリー中期散文集』(ともに南雲堂)など。
他訳:杉野徹
同志社女子大学名誉教授。シェイマス・ヒーニーやウィリアム・ワーズワースの詩の翻訳書を多く出す。ほかに『イギリス・ロマン派詩人たちの素顔』(京都修学社)『飛び立つ鷲 シェリー初期散文集』『鷲と蛇の闘い シェリー中期散文集』(ともに南雲堂)など。

ISBN:9784523293347
出版社:南雲堂
判型:4-6
ページ数:280ページ
定価:4600円(本体)
発行年月日:2024年06月
発売日:2024年06月06日