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島田荘司全集Ⅸ

著:島田荘司

紙版

内容紹介

島田荘司全集の第9冊目。名探偵・御手洗潔が奇想の中で躍動する短篇集『御手洗潔のダンス』には『山高帽のイカロス』、『ある騎士の物語』、『舞踏病』、『近況報告』を収録。同じく短篇集『踊る手なが猿』には表題作『踊る手なが猿』、『Y字路』、『赤と白の殺意』、『暗闇団子』の4編を収録し、豊なロマンと奇想の表現の美しさを堪能できる。さらに本格ミステリーの旗手が渾身をこめた御手洗シリーズの大作『暗闇坂の人喰いの木』。さらし首の名所にそそり立つ樹齢2000年の大楠が次々に人間を呑み込み?、近寄る人間たちを狂気に駆り立てるその巨木の謎とは?凄惨を極める信じ難い怪事件の数々に御手洗潔が挑戦する。

著者略歴

著:島田荘司
1948年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃的デビュー。名探偵・御手洗潔、刑事・吉敷竹史のシリーズを中心に人気作品を多数生み出し、本格ミステリー界に不動の地位を築く。多くの若手作家のデビューを後押しし、小説の他に冤罪救済など社会活動も多くこなす。

ISBN:9784523264293
出版社:南雲堂
判型:4-6
ページ数:848ページ
定価:4500円(本体)
発売日:2024年06月18日