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女と男、このしんどさは誰のせい?

著:描き子

紙版

内容紹介

「女(男)なんだから」「女(男)のくせに」「女(男)なのに」……。
恋愛、結婚、育児、仕事の場でときに起こる、双方に悪気はないけれどなぜか起こってしまう男女間の対立について、考えるイラストレーターとして活動中の描き子さんが客観的に考察するエッセイ&マンガです。

目次

Part1 男と女、比べられるのが当たり前?
    ①すべての女性が強制参加させられる
      「魅力的な女ランキング」というもの
    ②生まれた瞬間、男性が強制参加させら
      れる「成果を出そうレース」の残酷さ
    ③「男ってズルイ/女ってズルイ」と
      感じるときに見逃しがちなこと 
Part2 女の人生をぐるぐる考える
    ①「女の幸せ」のハードルが
      上がりすぎている問題
    ②女の友情は儚いか?
③男性には想像しづらい、
     妊娠のタイムリミットへの焦り
Part3 結婚生活とか、育児とか
    ①うまくいく結婚、うまくいかない結婚
    ②男女間の家事・育児分担が
      うまくいかない理由
    ③男性が頑張ろうとしても、女性にばかり
      育児負担がかかってしまう理由
    ④家事を手抜きしたい気持ちと、
     ちゃんとしたい気持ち
    ⑤ずっと「子どもがほしい」と
      思えなかった 私
Part4 男らしさとか女らしさとか
    ①愛ゆえの心配が「男らしさ」
     「女らしさ」を温存する
    ②女は感情的、男は理性的の嘘
    ③男女の友情、成立する派としない派が
     永遠に分かり合えない理由
    ④男女平等をさまたげている「モテ」問題

著者略歴

著:描き子
1987年生まれ。考えるイラストレーター、デザイナー、ライター。
広告のディレクター・ライター・グラフィックデザイナー・イラストレーターとして「人の心を動かして物を買ってもらう」経験をしたことから、どうせ心を動かすなら「もっと人の利益になるような動かし方をしたい」と思ったことをきっかけに、漫画と文章を書き始める。親との関係、周囲からの孤立感、夫や子どもとの関係に悩んだ経験を生かし、「暮らしに前向きな変化を起こす」ことをテーマに、人の生きづらさを解消するべく情報発信をしている。著書に『推しにも石油王にも出会えない私たちの幸福論』( ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。現在、ウエブメディア「cakes」で、エッセイマンガを連載中。

ISBN:9784522439180
出版社:永岡書店
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:XA