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アメリカ高等教育におけるeラーニング

日本への教訓

著:吉田 文

紙版

内容紹介

IT先進国米国の状況を詳細に分析し動向を探る

目次

■概論
序章 eラーニングをみるいくつかの視点
1  アメリカの高等教育におけるeラーニングの伸長とその背景

■組織形態
2  コンソーシアム型バーチャル・ユニバーシティは成功するか
3  企業の大学化と大学の企業化−eラーニングをめぐる市場化の嵐
4  パイは蜃気楼だったのか−撤退が続くeラーニング機関

■構成員
5  学生の社会化はサイバー・スペースでも可能か
6  ITで学生生活はどのように変わったのか
7  教員のいない大学は「大学」か
8  ITは教員を幸福にしているのか
9  新たなスペシャリストの登場

■教育活動
10 変容する大学の学問知
11 講義が「物」になったとき何が起きるか
12 誰が大学の教育内容を担うのか
13 やはり出てきたバーチャル版ニセ学位
14 学位を発行しない「大学」の脅威

■評価
15 ITによる機会の拡大かコストの節減か−政策関係者のジレンマ
16 ITは社会的不平等を拡大するのか
17 eラーニングは収益の源泉になり得るか
18 eラーニングの購入価格は,高いか安いか
19 eラーニングの効果とは何か
20 質の保証はどこまでできるか
終章 進化(Evolution)か革命(Revolution)か

あとがき
索 引

ISBN:9784501619800
出版社:東京電機大学出版局
判型:A5
ページ数:240ページ
定価:3000円(本体)
発行年月日:2003年03月
発売日:2003年03月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNM