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遺伝子の分子生物学 上

第4版

他著:J. Watson
他訳:松原 謙一
他訳:中村 圭子

紙版

内容紹介

生命科学の先駆けをなした名著.研究者必携

 生命科学の先駆けをなした誉れ高い名著。第3版から12年の歳月の間にめざましい進展を遂げた最新の情報を取り込み,1988年に改訂された第4版の翻訳。
 これから分子生物学を学ぼうという学生だけでなく,専門の研究者やバイオテクノロジーの携わる技術者にも役立つ情報を満載。本学生命工学科の立ち上がりに大きく寄与。
 教科書を超え,生命科学・分子生物学の過去・現在・未来を展望する普遍性。上下巻で図版・写真850点,表85点等,豊富なデータや様々な実験が紹介される。
 翻訳がまたこれ日本を代表する科学者3名の監訳を得た,格調高い日本語。人類の到達した科学の最前線と,文化の極みに立つ,当出版局の至宝的出版となるだろう。

目次

第I部 歴史的背景
 第1章 メンデルの見た世界
 第2章 細胞も化学の法則にしたがっている
 第3章 核酸が遺伝情報を伝える
第Ⅱ部 化学の法則にしたがう細胞
 第4章 化学の目で見た細菌細胞
 第5章 弱い化学的相互作用の重要性
 第6章 共役した反応と基の転移
第Ⅲ部 細胞の遺伝学
 第7章 大腸菌とそのウィルスにみる遺伝子系の編成
 第8章 細菌とファージの遺伝子の微細構造
第Ⅳ DNAのふるまい
 第9章 DNAの構造
 第10章 DNAの複製
 第11章 組換えの分子的機構
 第12章 DNAは変異を起こし修復される
第V部 タンパク合成の諸段階
 第13章 DNAを鋳型としたRNA合成
 第14章 タンパク合成におけるRNAの役割
 第15章 遺伝コード
第VI部 細菌遺伝子の機能の調節

ISBN:9784501618407
出版社:東京電機大学出版局
判型:A4変
ページ数:692ページ
定価:6000円(本体)
発行年月日:2001年03月
発売日:2001年03月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PSAK