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カラーマネジメント技術

拡張色空間とカラーアピアランス

編:画像電子学会
監:河村 尚登
監:小野 文孝

紙版

内容紹介

カラーマネジメント技術を解説した専門書

目次

第Ⅰ部 概論
 第1章 カラーマネジメント技術
  1.1 はじめに
  1.2 デバイスの色再現域
  1.3 カラーマネジメントシステム(CMS)
  1.4 GMM(Gamut mapping module)
  1.5 印刷におけるCMS
  1.6 カラーマネジメントの今後の方向
  1.7 おわりに
 第2章 視覚系と色評価
  2.1 はじめに
  2.2 視覚系の主経路
  2.3 網膜における視覚情報伝達経路
  2.4 色覚メカニズムとそのモデル
  2.5 色評価の手法
  2.6 色評価法実験の例
  2.7 おわりに
第Ⅱ部 画像デバイスと広色域化
 第3章 入力デバイスと広色域化
  3.1 はじめに
  3.2 視覚系の基本色空間(fundamental color space)
  3.3 入力デバイスの色彩設計と評価
  3.4 入力デバイスの色校正
  3.5 入力デバイスの進化と色空間の拡張
  3.6 おわりに
 第4章 表示デバイスと広色域化
  4.1 はじめに
  4.2 ディスプレイの広色域化のための課題
  4.3 広色域ディスプレイの開発事例と最近の動向
  4.4 まとめと今後の展開
 第5章 記録デバイスと広色域化
  5.1 はじめに
  5.2 異種デバイス間での色合わせと広色域化の意義
  5.3 インクジェットプリンタの高画質化と多色化
  5.4 インクジェットプリンタの色管理技術
  5.5 色再現モデルに基づく色分解処理構築技術
  5.6 画質・色再現性の定量化手法
  5.7 おわりに
 第6章 印刷の色標準と広色域化
  6.1 はじめに
  6.2 印刷における色標準
  6.3 印刷における広色域化
  6.4 おわりに
第Ⅲ部 カラーマネジメントの国際標準規格
 第7章 sRGB色空間と国際標準化
  7.1 はじめに
  7.2 国際標準化の経緯
  7.3 PCS色空間としてのsRGB
  7.4 sRGB規格内容
  7.5 sRGBへの入力条件
  7.6 L*a*b空間から見たsRGB色空間
  7.7 10ビット系sRGB
  7.8 sRGBの応用
  7.9 sRGBに対する課題
  7.10 おわりに
 第8章 拡張色空間と国際標準化
  8.1 はじめに
  8.2 カラーマネジメントの技術と標準概要
  8.3 拡張色空間の評価に関する標準
  8.4 おわりに
 第9章 ICCと国際標準化
  9.1 ICC概要
  9.2 ICCプロファイルフォーマット
  9.3 ICCの委員会構成と各ワーキンググループの活動
  9.4 ICCの普及活動
 第10章 カラーアピアランスモデルと国際標準化
  10.1 はじめに
  10.2 異なる色空間の概念
  10.3 CIECAMO2の概要
  10.4 CIECAMO2の画像色再現への応用
  10.5 今後の国際標準化動向
第Ⅳ部 カラーマネジメントの応用
 第11章 印刷・製版とカラーマネジメント
  11.1 はじめに
  11.2 ディジタルカメラ入稿
  11.3 デザイン・DTP
  11.4 製版・印刷
  11.5 印刷における色再現領域の拡大
  11.6 おわりに
 第12章 ディジタル複写機とカラーマネジメント
  12.1 はじめに
  12.2 sRGBとICCプロファイルフォーマット
  12.3 プリンタ共通色空間
  12.4 オフィス用カラープリンタ
  12.5 IEC61966-7-1
  12.6 CIE TC8-03ガイドラインと実験結果
  12.7 カラープリンタ標準色再現モード
  12.8 おわりに
 第13章 電子送稿とカラーマネジメント
  13.1 はじめに
  13.2 統一色規準
  13.3 運用状況
  13.4 課題と将来の方向性
 第Ⅴ部 未来技術:分光画像とカラーマネジメント
 第14章 分光画像の入出力システム
  14.1 はじめに
  14.2 マルチスペクトル画像入力システム
  14.3 分光プリンタ
  14.4 多原色ディスプレイ
  14.5 応用,試作例
  14.6 おわりに
 第15章 分光情報に基づく投影画像の質感再現
  15.1 はじめに
  15.2 質感とは
  15.3 投影型ディスプレイ
  15.4 色再現と質感
  15.5 分光画像再現手法
  15.6 光沢情報の再現
  15.7 視線追従システムの構築
  15.8 おわりに
第Ⅵ部 まとめ
 第16章 CMS各技術の相互関係と今後の動向
  16.1 はじめに
  16.2 拡張色空間とCMS
  16.3 CIECAMO2とGamutマッピング
  16.4 iCAMとS—CIELAB
  16.5 分光画像処理
  16.6 多ビット・多チャンネル圧縮符号化技術
  16.7 image state
  16.8 おわりに

ISBN:9784501326609
出版社:東京電機大学出版局
判型:A5
ページ数:282ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2008年07月
発売日:2008年07月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB