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童心社のおはなしえほん

たんぽぽになりたくて

著:内田 麟太郎
絵:南塚 直子

紙版

内容紹介

たんぽぽのわたげは わらいながらとんでいく… また たんぽぽに なれるから

たんぽぽになれば、友達に、うさぎに、ちょうちょに、また会うことができます。風に身をまかせて飛んでいく綿毛は、自分で行き先を決めることができません。それでもなお、綿毛が笑いながら飛んでいくのは、新たな出会いへの希望に胸を膨らませ、再び野原いっぱいに花を咲かせたいと願っているから。画面からあふれんばかりに描かれたたんぽぽからは、巡る命の輝きと生きるよろこびが伝わってきます。旅立ちの季節、出会いの春に読みたい絵本です。

著者略歴

著:内田 麟太郎
内田麟太郎さんの出身地である福岡県大牟田市に、ともだちや絵本美術館(日本初となる動物園内にある絵本美術館)が2021年に開館。
絵:南塚 直子
南塚直子(みなみづか なおこ)1949年和歌山県生まれ。ハンガリー国立美術大学で銅版画を学ぶ。銅版画の絵本に『うさぎのくれたバレエシューズ』『やさしいたんぽぽ』『キリンさん』(日本絵本賞)『青い花』(以上、小峰書店)等多数。2013年京都嵯峨美術大学陶芸科に入学、陶板画を学ぶ。陶板画の絵本に『月まつりのおくりもの』(小学館)『ゆきがふってきたの』(福音館書店)等がある。

ISBN:9784494016440
出版社:童心社
判型:B5変
ページ数:28ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2024年02月
発売日:2024年02月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ