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オークション 理論とデザイン

著:ポール・ミルグロム
監訳:川又 邦雄
監訳:奥野 正寛

紙版

内容紹介

オークション理論とその実用化への貢献で、2020年、ノーベル経済学賞受賞!
歴代のノーベル経済学賞受賞者、一流の経済学者も大絶賛!

ジャン・ティロール
この刺激的な本は、大学院生とオークション設計者の必読書だ。

ポール・クレンペラー
著者は私たちの世代の傑出した経済学者として、広く称賛されている。
彼はオークション理論を、現代のマーケット・デザインの決定的ツールとした。
この本は実務家と理論家にとって、欠かせない資産となるだろう。

ロジャー・マイヤソン
著者の手によって、オークション理論は情報の経済学とゲーム理論の偉大なる頂点となった。
洗練された数式が実践的な利用に適うものとなり、市場の一般理論への深い洞察が生じている。
本書はこの先何十年にもわたって、オークション理論の最も信頼のおける文献となるだろう。

ケネス・アロー
この本は、この分野に対する著者自身の貢献と、それ以外の貢献を見事に統合したものだ。

ジョセフ・スティグリッツ
著者は、経済理論を用いたマーケット・デザインという新時代の幕を開いた。

目次

日本語版への序文
はしがき

第1章 さあ、始めよう

 ~第1部 メカニズム・デザインによるアプローチ~
第2章 ヴィックリー=クラーク=グローブス・メカニズム
第3章 包絡面定理と収入等価定理
第4章 オークションの均衡と収入の相違
第5章 タイプと価値の相互依存性
第6章 状況に応じたオークション

 ~第2部 複数財のオークション~
第7章 一律価格オークション
第8章 パッケージ・オークションと組み合わせ入札

文献一覧
訳者あとがき
事項索引
人名索引

著者略歴

著:ポール・ミルグロム
1948年米国デトロイト生まれ。1970年にミシガン大学を卒業し、数年間保険数理士(アクチュアリー)の仕事に就いた後、1978年にスタンフォード大学ビジネススクールで博士号を取得。ノースウエスタン大学教授、イエール大学教授を経て、1987年からスタンフォード大学経済学部教授となる。その間、ハーバード大学、MITでも教鞭をとり、ゲーム理論や数理経済学などさまざまな分野で多数の論文を発表してきた。2020年ノーベル経済学賞受賞。

ISBN:9784492313855
出版社:東洋経済新報社
判型:A5
ページ数:440ページ
定価:5400円(本体)
発行年月日:2007年11月
発売日:2007年11月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCCD