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学校がもっとすきになるシリーズ 2022

3かい なかしたろか

著:くすのきしげのり
絵:石井 聖岳

紙版

内容紹介

作 くすのき しげのり × 絵 石井 聖岳
“笑い合えたら、友だちのはじまり”
初めて隣の席になったたかのりくん。
ちょっと偉そうなところが鼻につくのだけど、
ぼくは言われっぱなし。
ある日の休み時間、たかのりくんの顔にボールがぶつかり、
あのたかのりくんが泣きじゃくっていた。
今、ぼくにできることはなんだろう。
気づくとお腹の底から声が出て——。
・・・
学校がもっとすきになるシリーズ 2022 全3作同時刊行!
『3かいなかしたろか』
『わたし、わすれものがおおいです。』
『いち・にの・さんかんび』
勉強が好き。スポーツが好き。絵が好き。音楽が好き。
子どもたちは学校で、たくさんの好きなことを見つけます。
好きという気持ちから、個性的な未来が始まります。
でも、どの「好き」だって
最初は「学校が好き」という気持ちから始まるのだと思うのです。
東洋館出版社の「学校がもっとすきになるシリーズ」では、
子どもたちに学校という場の魅力を伝えていきます。
今回刊行する3冊は、どれも学校生活の中でのささいなハプニングが舞台。
子どもたちが成長し、信頼を深め合っていくのに
大きな事件は必要ありません。
ちょっとしたことがきっかけで変化が生まれていく様子に、
読んだ子どもたちそれぞれの日常が重なっていく、
そんな作品をお届けします。

著者略歴

著:くすのきしげのり
児童文学作家。1961年生まれ、徳島県鳴門市在住。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などを経て現在にいたる。
「青少年読書感想文全国コンクール課題図書」となった『おこだでませんように』『メガネをかけたら』(ともに小学館)をはじめ、本作品と同シリーズで刊行した『ぼくはなきました』(小社)が、「第29回けんぶち絵本の里大賞びばからす賞」を受賞するなど選定および受賞多数。また、『ええところ』(学研プラス)、『ともだちやもんな、ぼくら』『ええことするのは、ええもんや!』(ともにえほんの杜)、『しょうじき50円ぶん』(廣済堂あかつき)、『ダメ!』(佼成出版社)といった教科書掲載作品など130冊を超える作品は、日本および海外で広く読まれている。
2021年、絵本と絵本に関わるすべての人を応援する『絵本・応援プロジェクト ~YELL2021~』をスタートさせる。
絵:石井 聖岳
1976年、静岡県生まれ。『つれたつれた』(さく・内田麟太郎、解放出版社)で絵本画家デビュー『ふってきました』(さく・もとしたいづみ、講談社)で第13回日本絵本賞受賞、第39回講談社出版文化賞絵本賞受賞。『おこだでませんように』(さく・くすのきしげのり、小学館)は、第55回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定されている。近著に『みんなとおなじくできないよ』(さく・湯浅正太、日本図書センター)、『まってました』(さく・もとしたいづみ、講談社)、『どろんこおばけになりたいな』(さく・内田麟太郎、童心社)、『オレじてんしゃ!』(ほるぷ出版)など。

ISBN:9784491046945
出版社:東洋館出版社
判型:A4変
ページ数:32ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YBC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:YNA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:XA