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コンピテンシー・ベイスの家庭科カリキュラム

編:鈴木 明子

紙版

内容紹介

教科の本質を問い直し、リアリティある学びへ

新学習指導要領で求められる
資質・能力基盤の授業をつくる3つのアプローチ
①教科観の明確化
②オーセンティックな生活課題の提示
③カリキュラム水準の文脈づくり

本書ではこの3つの視点から家庭科の授業づくりに迫る。
小学校・中学校・高等学校を全て網羅し、充実の13事例掲載。

寄稿として、上智大学・奈須正裕教授による「コンピテンシー・ベイスの授業づくり」も掲載し、
教育改革を契機とした家庭科という教科の真価を問う。

目次

はじめに  
【寄稿】 コンピテンシー・ベイスの授業づくり  

chapter 1 今、家庭科に求められるもの
1 家庭科で育む資質・能力と生活の営みに係る見方・考え方
2 家庭科の教科観をもつ
3 リアルでオーセンティックな生活課題の提示
4 家庭科における学びの文脈の意義
5 コンピテンシー・ベイスの家庭科カリキュラム

chapter 2 家庭科の教科観をもつ 
1 コンビニを題材に生活を総合的に捉える
2 米に係る事象を題材に生活課題を科学的に捉える
3 弁当を教材に生活課題を多面的に捉える
4 なべ料理を題材に食と家族の学びをつなぐ
5 モデル家族の介護問題を題材に性別役割分業意識を揺さぶる

chapter 3 リアルでオーセンティックな生活課題の提示 
1 調理の段取り力の向上を動機付けにする
2 衣服購入を題材に主体的な実践につなぐ
3 オリジナルバッグ製作に自分の思いを込める
4 生活の振り返りを生活実践への関心の持続につなぐ

chapter 4 コンピテンシー・ベイスのカリキュラムをつくる
1 「生活を営む力」と「人とかかわる力」から自立を捉える
2 地域の教育資源の活用から生活自立を図る
3 社会人基礎力の課題から社会的自立を図る
4 ホームプロジェクトでライフスタイルを問い自立を目指す

付録
家庭科教育と家政学のこれから  
大学院生とともに家庭科カリキュラムをつくる  

参考文献  
研究同人  
編著者紹介  

ISBN:9784491036328
出版社:東洋館出版社
判型:A5
ページ数:168ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2019年06月
発売日:2019年07月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNT
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNU
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:JNW