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幼小接続期の家族・園・学校

編:小玉 亮子

紙版

内容紹介

小1プロブレムを克服するための幼小のなめらかな接続をどのように実現するのか、保護者、園、学校それぞれの立場から詳説する

目次

第1部 社会変化と接続期
第1章 接続期における親と教師の連携—グローバル社会の中で問われる家族と学校−
小玉亮子
 1 連携と接続期
 2 日本のナショナル・レベルにおける連携
 3 グローバルな視点からみた連携
 4 コーポレーションからパートナーシップへ

第2章 教育改革と接続期―〈新しい能力〉への社会的期待       加藤 美帆
 1 接続期への注目
 2 能力観の変化と接続期

第2部 調査から見える接続期の親たち
第3章 接続期の親たちの期待と不安         清水美紀・加藤美帆・小玉亮子
 1 親の教育意識と個人化
 2 調査の概要
 3 接続期の親たちの期待と不安
 4 接続期を経験して―親たちへのインタビューから

COLUMN 「親にとっての学校」または「パートナーとしての親(の関わり)」 谷水久美

第4章 親と教師のコミュニケーション        小玉亮子・清水美紀・加藤美帆
 1 親のコミュニケーションの要求の高まり
 2 接続期の親のコミュニケーションの状況
 3 学校参加とコミュニケーション 
 4 コミュニケーションとパートナーシップの可能性

COLUMN カメがつないだ道  佐藤寛子

第5章 接続期の親たちの教育参加にみる期待と不安  加藤美帆・小玉亮子・清水美紀
 1 接続期の親たちの「危機」
 2 学校・幼稚園への親の参加―インタビュー調査から
 3 親たちの接続期
 4 現代の接続期

COLUMN 小学校「あおいプロジェクト」から私が学んだこと  岡田博元

第3部 接続期の親と教師
第6章 親を支える・親に支えられる-子ども理解を中心において-     宮里暁美
 1 親との関わりの中で気づいたこと -出会いの中で学んだこと-
 2 幼児期の教育において大切にしたい親への関わり
 3 幼児期から学童期へ つなげていきたい親の気持ち

第7章 見え方が壁を越えれば -親の養育観、教師の教育観の変容-   浅川陽子
 1 帰国生に教えられて
 2 親ボランティアを増やした小学1年生での取り組み
 3 学習(授業)に親が参加する小学1年生での取り組み
 4 親の養育観の変容-小学生の親になるということ-
 5 子どもの「考える力」を育てる-接続期の家庭での取り組みのヒント-
 6 学びの専門職をめざす教師たちの共同

ISBN:9784491033488
出版社:東洋館出版社
判型:A5
ページ数:142ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2017年04月
発売日:2017年04月13日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:JNG