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台湾博覧会1935 スタンプコレクション

著:陳 柔縉
訳:中村 加代子

紙版

内容紹介

日本の台湾統治40周年を記念して開催された「台湾博覧会」。お祭りムードに沸く台北で作られた、民間商店やパビリオンのスタンプ約300点を集めた貴重なノートを元に、それぞれの場所について詳しく調べ、1935年当時の台湾を鮮やかに描き出したユニークな資料。

目次

記念スタンプの日本時代、序文、誰がスタンプを? 
城内表町(萬屋旅館、柴田自動車商会…肥後屋旅館、小林旅館、日の丸館)
城内本町……松山庄(日本航空輸送会社)
第一会場(糖業館、朝鮮館、満州館)
第二会場(専売館、第二文化施設館、台湾の警察、消防、鉄道案内所、愛知県名古屋館…明治キャラメル販売所…)
…考察待ちのスタンプ(…新京美人…台湾種蛇参考館…)

著者略歴

著:陳 柔縉
1964年、台湾生まれ。台湾大学法学部卒業。台湾の日刊紙政治部記者、週刊雑誌の記者を経て、現在コラムニスト。日本統治時代台湾を伝える第一人者。オーラルヒストリーの好手でもある。邦訳『日本統治時代の台湾―写真とエピソードで綴る1895-1945』(2014年)のほか、著書、受賞歴多数。
訳:中村 加代子
1980年、東京生まれ。ライター、翻訳者。慶応大学大学院社会学研究課程修了。台湾人の母と、台湾人と日本人の間に生まれた父を持つ。台湾の本に関する情報を日本に発信するユニット「太台本屋tai-tai books」メンバー。訳書に『台湾レトロ氷菓店』がある。

ISBN:9784490210422
出版社:東京堂出版
判型:A5
ページ数:384ページ
定価:3600円(本体)
発行年月日:2020年11月
発売日:2020年11月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPC