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入門 世界の民族楽器

著:若林 忠宏

紙版

内容紹介

世界各国の民族楽器について、その楽器を「形状からの分類」、「音の出し方からの分類」という音楽学の分類からの新設を含む楽器の解説、そして「楽器の歴史」、「古代から現代への楽器のうつりかわり」、「楽器の奏法」、「民族楽器の未来」などのように章立てし、民族楽器について、どんな地域でどんな歴史があり、どんな魅力的な楽器があるのか、そしてどんな問題が起こっているのかなど、民族楽器について興味のある読者向けに、詳しく分かりやすく解説した入門書。

目次

第1章:楽器の種類分けって、どんな?
第2章:楽器の歴史
第3章:楽器はどのように伝わり拡がっていったのか
第4章:民族楽器の未来と問題点など

著者略歴

著:若林 忠宏
1956(昭和31)年、東京生まれ育ち。父親は元文学座俳優、後に独立し演出・戯曲翻訳家となった若林彰。母親はピアノ教師。1978年に20年続けた日本初の民族音楽専門ライブスポット・楽器店・民族音楽教室で、生徒は延べ400人。演奏活動は4000回を超える。全国小中高校で民族音楽を紹介。各地の中高校音楽教師への勉強会で講師を勤める。1990年代末より、東京音大民族音楽研究所社会人講座、東京国際音楽療法学院の講師を勤める。J-Popアーティストのアルバム録音参加も多く、東京堂出版、岩波書店、ヤマハ、明治書院、ミネルヴァ書房などから著書13冊。中国、タイ、インド、パキスタン、ウズベキスタン、スペインで音楽研修を行った他、90年代の来日演奏家に多くを学び、世界に数十人の師匠がいる。世界120以上の地域の音楽・民族楽器900種を奏で、所蔵資料は3000点を越え、「音の楽器事典CD」シリーズは90枚に及ぶ。2007年に九州に移転。Skypeによる全国の生徒への指導、演奏活動、音楽療法セラピー、滅びた楽器の復原製作500点、保護猫活動、里山復興活動に尽力している。

ISBN:9784490210392
出版社:東京堂出版
判型:A5
ページ数:400ページ
定価:3800円(本体)
発行年月日:2020年12月
発売日:2020年12月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVR