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考証 明智光秀

編:渡邊 大門

紙版

内容紹介

出自や正確な生年月日さえも未だにわかっていない明智光秀。しかし、光秀が戦国の世に生きた証しは少なからず残されている。
本書では光秀に関する14のテーマを取り上げ、一次史料を駆使しながら、伝説や物語とは一線を画した等身大の光秀像を描く。

目次

第一章  明智光秀は美濃土岐明智氏出身なのか(木下聡)
第二章  明智光秀と足利義昭・細川藤孝(山田康弘)
第三章  明智光秀と近江(渡邊大門)
第四章  明智光秀と京都支配(秦野裕介)
第五章  明智光秀と信長配下の部将との関係──筒井順慶・細川幽斎を中心に(片山正彦)
第六章  明智光秀の丹波攻略(渡邊大門)
第七章  明智光秀の丹波支配と国衆(福島克彦)
第八章  明智光秀と織田信長の四国政策(須藤茂樹)
第九章  天正九年六月二日付け明智光秀軍法(長屋隆幸)
第十章  明智光秀の茶の湯(八尾嘉男)
第十一章 明智光秀の連歌と教養(渡邊大門)
第十二章 本能寺の変の諸説を語る(千葉篤志)
第十三章 本能寺の変後における明智光秀と朝廷(堺有宏)
第十四章 山崎合戦の性格(柴裕之)

著者略歴

編:渡邊 大門
1967年生まれ。1990年、関西学院大学文学部卒業。2008年、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。主要著書に『性と愛の戦国史』(光文社・知恵の森文庫)、『流罪の日本史』(ちくま新書)、『常識がくつがえる! 戦国武将の「闇」100のミステリー』(PHP研究所)、『進化する戦国史』(洋泉社)、『宮本武蔵 謎多き生涯を解く』(平凡社新書)、『謎とき東北の関ヶ原 上杉景勝と伊達政宗』(光文社新書)、『人身売買・奴隷・拉致の日本史』(柏書房)など多数。

ISBN:9784490210309
出版社:東京堂出版
判型:4-6
ページ数:360ページ
定価:2700円(本体)
発行年月日:2020年05月
発売日:2020年05月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB