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介護に役立つ リハビリ・マジック

著:麦谷 眞里

紙版

内容紹介

元厚生労働省官僚が書いた、リハビリテーションのためのマジック入門書。病気・怪我による障害をかかえた方が、日常生活を取り戻すための手段としてのマジックを紹介。必要な機能やリハビリの目標、留意事項を詳細に記述。リハビリを実施している、あるいは実施しようとしている医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士などの医療従事者におすすめいたします。

目次

リハビリとしてのマジックとはなにか? 
 1.なぜ、この本を書いたか?
 2.マジックはリハビリに適しているか?
 3.リハビリの前提として
 4.本書の対象者
 5.どんなマジックがリハビリ・マジックに適しているか?
 6.誰がどのようにリハビリを行なうか?
 7.この本の使い方

輪ゴムの飛躍(ジャンプ) 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][やり方と原理][このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

復活する輪ゴム 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][やり方と原理][このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能 
3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

四次元の紐 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [やり方と原理][このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

不思議な二本のロープ 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][やり方と原理][このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

ボールの消失(1)「パス」 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][やり方][このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

ボールの消失(2)「フレンチ・ドロップ」 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][やり方][このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

「塩の瓶」ボールの消失(「パス」もしくは「フレンチ・ドロップ」)を使った本格的マジック 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.演技の実際 3.このマジックの構成要素
 4.このマジックで実際に行なわれていること
 5.この本格的マジックをリハビリの観点から
 [このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション
 [マジック・マニアのための注釈]

復活するロープ(その1) 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][準備][やり方]
 [このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

復活するロープ(その2) 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][準備][やり方][ロープの復活の別の終わり方]
 [このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

3本のロープ 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][準備][やり方]
 [このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能
 3.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

卵になるハンカチーフ 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][必要なもの][準備][やり方]
 [このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能(その1) 3.運動機能(その2)
 4.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション

プロダクション・マジック 
 [このマジックを演じるのに必要な素材・材料]
 1.リハビリとしての情報 2.マジックの実際の現象
 [現象][必要なもの][準備][やり方]
 [このマジックのリハビリ機能としての目的]
 1.認知機能 2.運動機能(その1)3.運動機能(その2)「筒の見せ方のバリエーション」
 4.コミュニケーション技術(機能)のリハビリテーション
 5.「ブラック・アート」の用具を製作すること
 [必要なもの]
 6.取り出し用品の選定とタネ筒へのセット
 7.マジック用に製作されて市販されている取り出し用品
 8.本格マジックとしての応用編

著者略歴

著:麦谷 眞里
新潟大学医学部卒。米国ジョンス・ホプキンス大学大学院卒。医師。1979年から医系技官として厚生省に奉職。厚生省エイズ疾病対策課長、厚生労働省老人保健課長、同省医療課長、国立国際医療センター国際医療協力局長、同省大臣官房審議官などを歴任。現在、東京医科大学医学総合研究所教授。

ISBN:9784490209143
出版社:東京堂出版
判型:A5
ページ数:272ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2016年12月
発売日:2016年12月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MNC