創元推理文庫
妖怪の子預かります
著:廣嶋 玲子
紙版
内容紹介
弥助は12歳。養い親である千弥と共に貧乏ながらも平和に暮らしていたが、ある夜、いきなりさらわれ、妖怪奉行所につれていかれる。前夜悪夢を見た弥助が鬱憤晴らしに割ってしまった石が、子預かり妖怪うぶめの住まいだったというのだ。妖怪の御奉行に、「罰として、うぶめに代わって妖怪子預かり屋になれ」と命ぜられる弥助。それからというもの、次々とやってくる子妖怪に振り回されるが……。心温まるお江戸妖怪ファンタジー。