出版社を探す

図鑑 世界の哲学者

監:サイモン ブラックバーン
監:熊野 純彦

紙版

内容紹介

世界の哲学者・哲学史が一目でわかるビジュアル大図鑑!

●類書にはないビジュアル性で一線を画す構成
●古代ギリシャからジャン・ボードリヤールまで、老荘思想からポスト構造主義まで、古今東西の哲学者を網羅
●女性の哲学者も多数掲載

古代から現在まで約2600年の間に活動した哲学者に焦点を当て編年的に配列。
取り上げるのは、老子、釈迦、ソクラテスから、チョムスキー、クリステヴァ、ソンタグまで世界の哲学者・思想家と代表作。
大判で数多くの写真・図版を使用し、その時代を彩った哲学の流れが視覚的に浮かび上がってくるように構成されている。
哲学史の全容を知ることができるのはもちろん、ページを眺めているだけで楽しく、哲学的教養が身につく。

目次

・序文
・日本語版序文
・第1章 古代の哲学者 ~AD500頃
老子、アリストテレスからアウグスティヌス、ナーガールジュナまで
・第2章 中世の哲学者 500~1500頃
イブン・シーナー、朱熹からアクィナス、オッカムまで
・第3章 近代の初期の哲学者 1500~1750頃
エラスムス、デカルトからスピノザ、ライプニッツまで
・第4章 近代の哲学者 1750~1900
ルソー、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェなど
・第5章 20世紀の哲学 1900-
ベルクソン、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー、アーレント、ドゥルーズなど
・第6章 現代の哲学
デリダ、ソンタグ、ジジェク、ボードリヤール、チョムスキー、バトラーなど
・索引・謝辞

著者略歴

監:サイモン ブラックバーン
監修:サイモン ブラックバーン Simon Blackburn
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのフェロー(特別研究員)。
ケンブリッジ大学バートランド・ラッセル記念名誉哲学教授。
ベストセラーとなった『オックスフォード哲学辞典』(1994年)、『考えよ:強制的哲学入門』(1999年)、『ビーイング・グッド:倫理学入門』(2001年〔邦訳:坂本知宏・村上毅訳、晃洋書房、2003年〕)など著書多数。これらの著書は英語版だけで15万部以上売れており、さらに20カ国語以上に翻訳されている。オックスフォード大学出版局の「7つの大罪シリーズ」では、2005年に、色欲をテーマにした『哲人たちはいかにして色欲と闘ってきたのか』(邦訳:屋代通子訳、築地書館、2011年)を担当した。
1969年から89年までオックスフォード大学ペンブローク・カレッジのフェローおよびチューターを務め、1990年から2000年にかけてはノースカロライナ大学チャペルヒル校のエドナ・J・コウリー記念特別教授職にあった。
また1984年から90年の間、哲学雑誌『マインド』の編集人を務めている。
監:熊野 純彦
日本語版監修:熊野純彦
東京大学文学部教授、東京大学附属図書館長。
1958年、神奈川県生まれ。東京大学文学部卒業。北海道大学、東北大学助教授などを経て、現職。
著書に、『西洋哲学史 古代から中世へ』2006年、『西洋哲学史 近代から現代へ』2006年(以上、岩波書店)、『マルクス 資本論の思考』2013年(せりか書房)、『カント 美と倫理のはざまで』2017年(講談社)、『本居宣長』2018年(作品社)、『三島由紀夫』2020年(清水書院)など多数。
訳書に、E・レヴィナス『全体性と無限』上2005年/下2006年、M・ハイデガー『存在と時間』1〜4、2013年(以上、岩波書店)、I・カント『純粋理性批判』2012年、『実践理性批判』2013年、『判断力批判』2015年(以上、作品社)、G・W・F・ヘーゲル『精神現象学』2018年(筑摩書房)などがある。

ISBN:9784487813285
出版社:東京書籍
判型:B5変
ページ数:360ページ
定価:4200円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:GBC