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宮中歌会始 全歌集:歌がつむぐ平成の時代

編:宮内庁

紙版

内容紹介

【本書の内容】
平成年間に披露された歌会始のすべての和歌を紹介。
両陛下がどのような思いを平成時代に託されてきたかをたどる。また、次の天皇・皇后となられる皇太子・皇太子妃の作品にも注目される。
本書では、歌会始のすべての和歌を掲載しながら、
「歌会始に見る平成の時代」「陛下の御製と皇后陛下の御歌」「預選歌にみる国民のこころ」なども解説していく。


【歌会始とは】
新年を祝う宮中の伝統行事。天皇陛下が年始に宮中で主催し、共通のお題で詠まれた和歌が天皇陛下の前で披露される。
「歌会」の原型は奈良時代から開かれていた。
初めは皇族や公家に限られていたが、明治7年(1874年)から国民が参加できるようになった。平成時代は海外からの応募も多く、毎年2万首近い応募が寄せられた。
平成時代の歌会始は平成3年(1891年)から開催され、平成31年(2019年)が平成最後の歌会始であり、両陛下にとっても最後の歌会始となる。
毎年お題が天皇陛下によって決められ、皇居・宮殿で最も格式の高い「松の間」で、以下の順番で和歌が披露される。
一般入選者10人、選者(歌人)、召人、皇族、皇太子妃、皇太子、皇后、天皇陛下。

目次

【目次構成】

<口絵写真>(宮内庁提供)
天皇・皇后両陛下のお写真を多数掲載して、平成時代のお姿を辿る。

<本文>
歌会始 全作品紹介。平成3年から平成31年までの歌会始において披露された和歌をすべて掲載(御製,皇后陛下の御歌,皇族殿下のお歌,召人の歌,選者の歌、および一般から詠進して選に預かった歌)。

<解説>(選者歌人3名)
「歌会始に見る平成の時代」「陛下の御製と皇后陛下の御歌」「預選歌にみる国民のこころ」

<人名索引>
 歌会始で披露されたすべての人々のお名前を掲載

ISBN:9784487812226
出版社:東京書籍
判型:4-6
ページ数:236ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2019年04月
発売日:2019年04月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ