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経済学は役に立ちますか?

著:竹中 平蔵
著:大竹 文雄

紙版

内容紹介

政策運営の重要な役割を担う竹中平蔵氏とEテレ「オイコノミア」などTVで注目の行動経済学者大竹文雄氏との対談本。
現代の課題を経済学の視点から見ると、どのように見えるのかを分かりやすく解説。


【第1章】エピソードで翻弄される世界…いま日本と世界で何が起きているか?
【第2章】経済学を学ぶと世の中が面白く見える?
【第3章】経済的センスで考える
【第4章】経済学はもっと面白くなる!

目次

第1章 エピソードに翻弄される世界……いま日本と世界で何が起きているか?

1 富の再分配を放棄したアメリカ
2 非効率的な富の再分配を続ける日本
3 機能マヒ状態の日本の政策委員会

第2章 経済学を学ぶと世の中が面白く見える?

1 新古典派経済学から行動経済学へ
2 経済学の理論と政策の現場
3 経済学の世界と霞が関の世界

第3章 経済的センスで考える

1 日本はなぜデフレから抜け出せないのか?
2 価格メカニズムは機能しているのか?
3 「働き方改革」の行方
4 「移民問題」は日本の問題でもある
5 日本の教育における課題はなぜ起きているのか?

第4章 経済学はもっと面白くなる!

1 日本の経済学と世界の経済学
2 メディアに欠落する経済リテラシー
3 経済学は新しい学問。もっと面白くなる!

著者略歴

著:竹中 平蔵
1951年和歌山県和歌山市生まれ。一橋大学経済学部卒。博士(経済学)。大蔵省財政金融研究室主任研究官、大阪大学経済学部助教授、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、東洋大学国際学部教授・慶應義塾大学名誉教授・アカデミーヒルズ理事長・株式会社パソナグループ取締役会長。経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、参議院議員、総務大臣・郵政民営化担当大臣、未来投資会議メンバーなどを歴任。
著:大竹 文雄
1961年京都府宇治市生まれ。京都大学経済学部卒。大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。大阪大学博士(経済学)。大阪府立大学経済学部講師、大阪大学社会経済研究所助教授などを経て、大阪大学社会経済研究所教授。大阪大学理事・副学長、内閣府税制調査会特別委員、文部科学省中央教育審議会専門委員(初等中等教育分科会)などを歴任。

ISBN:9784487808519
出版社:東京書籍
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2018年01月
発売日:2018年01月24日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KCA