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ワレリウス・マクシムス『著名言行録』の修辞学的側面の研究

著:吉田 俊一郎

紙版

内容紹介

古代ローマの歴史家であるワレリウス・マクシムスの「記憶に値する行為と言葉」のレトリック的側面の研究。マクシムスの生きた時代、古代ローマにおける修辞学の重要な諸側面について「著名言行録」との関わりを検討した。

目次

はじめに

序論:ワレリウス・マクシムス『著名言行録』の概要
本論
第一章:『著名言行録』の執筆目的と修辞学校
第二章:ワレリウス・マクシムスの典拠としての修辞学文献
第三章:ワレリウス・マクシムスと修辞学理論
第四章:ワレリウス・マクシムスの文体
 I:『著名言行録』における範例記述の構造
 II:白銀ラテンへの転換点としてのワレリウスの文体
 III:黄金ラテン散文の継承者としてのワレリウス
結論
あとがき
文献表
『著名言行録』の章題一覧
事項索引
箇所索引

著者略歴

著:吉田 俊一郎
吉田 俊一郎
東京大学人文社会系研究科助教

ISBN:9784486021308
出版社:東海大学出版部
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:4000円(本体)
発売日:2017年03月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:CF