書く仕事がしたい
著:佐藤友美
内容紹介
【書いて生きるには、文章力“以外”の技術が8割】
「仕事の取り方から、お金の話まで、すべてシェアします」
あるようでなかった「物書きとして、稼ぎ、生きていく」ための教科書――書く仕事を20年以上続けてきた著者が、「書くこと以上に大切な、書く仕事のリアル」について1冊にまとめました。文章を教えてくれる本や講座はすでにたくさんあります。しかし、書く仕事をしたいと思ったときに知りたいはずの、「書くという仕事」そのものについて教えてくれる本がなかったからです。書く仕事とはどんな仕事で、どんな生活を送ることになるのか? 書く仕事がしたければ、どのような準備をして、どんなふうにデビューするのか? 書く仕事は選ばれし者しかできないのか? “必要最低限”の文章力とスキルとは? どれくらい働けば、どれくらい稼げるのか? 心身を病まずに長く仕事を続け、仕事の幅を広げていくためには?
“この本は、文章術の本ではありません。
この本を読めば、みるみる文章力がついたりもしません。
もしもあなたがすでに物書きとして活躍し、この先はひたすら文章力を磨くだけと思っているのであれば、この本はおすすめしません。
けれども、これから書く仕事がしたいと考えたり、長く物書きとして生計を立てていきたいと思うならば、お役に立てる部分があると思います。(「プロローグ」より)”
書き続けて生きていくには、「よく考えること」が何よりも強い戦略になります。一生を懸けるに不足ない、途方もなく魅力的な「書く仕事」について、みなさんと一緒に考えていきたい――雑誌やウェブメディアの「ライター」として、あるいは、これまで50冊以上の本の執筆・構成を手掛けてきた「書籍ライター」として、また専門分野の書籍の「著者」として、そして月7本の連載を持つ「コラムニスト/エッセイスト」として。ライフステージごとに「よく考え」、書く場を増やし、仕事を続けてきた著者が、自身の経験を余すことなくお伝えします。
目次
PROLOGUE
CHAPTER1 書く仕事を知りたい
■Think1 書く仕事にはどんな種類があるのか?
■Think2 ライターに向いている人とはどんな人か?
■Think3 ライターへの道は狭き門か?
■Think4 ライターはどんな生活をしているのか?
■Think5 ライターはどれくらい稼げるのか?
CHAPTER2 デビューするまでのこと
■Think6 ライターになるために必要な準備は?
■Think7 どうすればデビューできるのか?
■Think8 強みはどうつくる? どう売り込む?
CHAPTER3 書く仕事に必要な技術
■Think9 仕事を受けたら、まずやるべきことは?
■Think10 取材準備はどうすればいい?
■Think11 インタビューでは何をどう聞く?
■Think12 平均点をとれる原稿を書くためには?
■Think13 原稿をどう見直す? 炎上を防ぐには?
■Think14 企画はどのように立てるのか?
CHAPTER4 書く仕事に必要なマインド
■Think15 編集者とどう付き合っていく?
■Think16 disコメントにどう向き合うか?
■Think17 スケジュールをどう管理する?
■Think18 稼ぎを増やすにはどうすればいい?
CHAPTER5 とどまらずに伸びていくこと
■Think19 年齢や生活に合った働き方とは?
■Think20 コラムやエッセイの仕事をするには?
■Think21 書く仕事で生きていくとは?
EPILOGUE
ISBN:9784484212258
。出版社:CCCメディアハウス
。判型:4-6
。ページ数:336ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2021年11月
。発売日:2021年11月02日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:GLK。