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ビジネスで使えるのは「友達の友達」

「冬眠人脈」の底知れぬ力

著:デビッド・バーカス
他訳:矢羽野 薫
他訳:雨海 弘美

紙版

内容紹介

あなたが信頼し、頼っているネットワークはビジネス上で本当に正しいのか?
ネットワークはどのように形成されるのか?
著者の専門分野である行動研究の科学的裏付けをベースとし、ケーススタディを示しながら本当に優れたネットワーカーが実践している効果的な人脈術を提示。

目次

はじめに
――または、私がネットワーク作りをやめてネットワーク・サイエンスを愛するようになるまで                    

1 弱いつながりに強みを見つける
――または、なぜ新しい友達より古い友達がいいのか
忘れられていたネットワーク
古いつながりから新しいアイデアが生まれる
理論から実践へ
オンライン練習

2 ネットワークの全体像を見る
――または、なぜ世間は狭いのか
6次の隔たりでみんな友達
ネットワークを泳ぐ
理論から実践へ
オンライン練習

3 橋渡し役になって構造的空隙を埋める
――または、出世の階段を昇ることがなぜトップに立つ道として最悪なのか
橋渡し役になるために
構造的空隙を埋める
理論から実践へ
オンライン練習

4 サイロを見つける
――または、なぜクラスタは必要だが長居は禁物なのか
集まるべきときと散るべきとき
クラスタを自分で作る
理論から実践へ
オンライン練習

5 ネットワークを総動員してチームを作る
――または、最強のチームはなぜ短期間で解散するのか
短期のコラボこそが最高のコラボ
組織を流動的なネットワークに変える
理論から実践へ
オンライン練習

6 スーパーコネクターを目指す
――または、なぜ一部の人間は文字どおり「みんな」と知り合いなのか
平均を(はるかに)超えたネットワーク作り
シャイな若者がスーパーコネクターに
理論から実践へ
オンライン練習

7 「優先的選択」を活用する
――または、顔の広い人はなぜずっと顔が広いままなのか
金持ちはより金持ちになり、人脈が広い人の人脈はさらに広くなる
世界一有名な微笑が世界一有名なのは……世界一有名だから
理論から実践へ
オンライン練習

8 「マジョリティ」という幻想を作り出す
――または、なぜ誰も見かけより人気者ではないのか
マジョリティがマジョリティではないとき
世界最大の小さなコミュニティ
理論から実践へ
オンライン練習

9 ホモフィリーに抗う
――または、なぜ正反対はめったに惹かれ合わないのか
社会的ネットワークの大分類
多様性はネットワークの問題
理論から実践へ  
オンライン練習

10 ネットワーキングイベントに参加しない――アクティビティを共有せよ
――または、なぜ最高の人脈作りイベントは人脈作りと無関係なのか
共同作業が人を結びつける
アクティビティ共有としての教育
理論から実践へ
オンライン練習

11 多重性で絆を強化する
――または、なぜ「誰を知っているか」は「どれほどよく知っているか」でもあるのか
多重性の多様なチャンス
ピアニストからベンチャーキャピタリストへ
理論から実践へ
オンライン練習

おわりに
――または、なぜ友達の友達は慎重に選ぶべきか

さらに知りたい人のために

謝辞
参考文献

著者略歴

著:デビッド・バーカス
1983年生まれ。オーラルロバーツ大学経営学部准教授。
「Fortune 500」企業の講演者としても人気があり、Harvard Business Review、The Financial Times、Bloomberg BusinessWeekなど、ビジネス誌に定期的に寄稿している。
彼のTEDトークは190万回見られている。
著書に『どうしてあの人はクリエイティブなのか?―創造性と革新性のある未来を手に入れるための本』(ビー・エヌ・エヌ新社、2014年)などがある。

ISBN:9784484181172
出版社:CCCメディアハウス
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2018年12月
発売日:2018年12月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ