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内向型人間のための 伝える技術

著:望月 実

紙版

内容紹介

ビジネスパーソンに必要なのは、話し上手ではなく伝え上手。
もう社交的なふりをする必要はありません。

内気で心配性、精神的に疲れやすい「内向型人間」。ですがその反面、「内向型」には情報に敏感で、誠実で正確な仕事ぶりという長所もあります。その長所を生かしながら、「外向型」に負けないコミュニケーション力を身につけるにはどうすればいいのか。

仕事で求められるのは、「話がうまい」「話が面白い」というエンターテイメント的な要素ではありません。「自分が考えていることを短い時間で正確に伝える能力」です。そのためには、情報を整理し、伝わりやすい表現を準備する必要があります。が、逆に言えば、この準備の方法さえわかれば、たとえ話すことが苦手であったとしても、周囲から「仕事のできるやつ」と評価されるようになります。

本書では、長年コミュニケーション面で多くの不安を抱えてきた著者が、外資系監査会社のメンバーファームで学んだロジカルシンキングやパラグラフ・ライティングの手法をはじめ、相手目線に立つ方法、話し方のトレーニング法、自分をとりまくコミュニティの作り方まで、「内向型」がぜひとも知っておきたいコミュニケーション・テクニックをまとめました。

本書を読んで、①相手のニーズを知り、②情報を整理し、③わかりやすく言語化する技術を身につければ、「内向型」はコミュニケーションにおいても高度なパフォーマンスを発揮できるのです。

著者略歴

著:望月 実
1972年愛知県名古屋市生まれ。立教大学卒業後、大手監査法人に入社。監査、株式公開業務、会計コンサルティング等を担当。2002年独立、望月公認会計士事務所を設立。「他者との比較・競争にとらわれず、自身の分析・革新から強みやアイデアを引き出す生き方、働き方」を標榜。誠実さと効率が同時に求められる時代を分析し、「数字センス」と「伝える技術」を融合したビジネスコミュニケーションスキルをライフワークとして教えている。ビジネスパーソンや就活生が現場ですぐに応用できる内容とわかりやすい解説には定評があり、バランスの取れたプロフェッショナルの育成に貢献。
著書に『数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略 ビジネスモデル分析術』『最小の努力で概略をつかむ! IFRS決算書読解術』『最小限の数字でビジネスを見抜く 決算書分析術』『有価証券報告書を使った 決算書速読術』『内定をもらえる人の会社研究術』『就活の新常識! 学生のうちに知っておきたい会計』(以上共著、阪急コミュニケーションズ)、『いいことが起こり続ける数字の習慣』(総合法令出版)、『「数字」は語る』(日本経済新聞出版社)など。

ISBN:9784484142029
出版社:CCCメディアハウス
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2014年01月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ