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史上最大のボロ儲け

ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか

著:グレゴリー・ザッカーマン
訳:山田 美明

紙版

内容紹介

1年で稼いだ額、150億ドル。
ジョン・ポールソンはサブプライムローンの破綻を予測し、
一世一代の取引によって、巨万の富を手にした。
彼は、単に取引を成功させたというだけではない。
不動産投資に全く縁のなかった無名の投資家が、
金融史上最大の取引を成功させたのだ。
思い上がったウォール街の金融家たちの失敗を尻目に、
金融崩壊の真っただ中で大成功を収めた。
なぜ政府やFRB、投資銀行はバブルに気づかなかったのか?
なぜポールソンはそれを見抜くことができたのか?
ウォール街の歴史を塗り替えた男の驚くべき舞台裏を、
ウォール・ストリート・ジャーナル紙のトップライターが
見事に描き切った迫真のドキュメンタリー。

著者略歴

著:グレゴリー・ザッカーマン
ウォール・ストリート・ジャーナル紙のシニアライター。
同紙で12年ペンを取り続け、人気コラム「Heard on the Street」を担当するほか、ヘッジファンドや投資など、ウォール街関連のさまざまな記事を執筆している。CNBCの番組にも週に2度出演し、複雑な取引の解説を行っている。
金融恐慌、ワールドコム社の倒産、ヘッジファンド会社アマランス・アドバイザーズの破綻などの報道により、優れた経済・金融ジャーナリストに贈られるジェラルド・ローブ賞を2度受賞しているほか、さまざまな受賞歴がある。
訳:山田 美明
英語・フランス語翻訳家。
訳書に『ルワンダ大虐殺』(晋遊舎)、『人類対インフルエンザ』(朝日新聞出版、共訳)、『ゲイツとバフェット 新しい資本主義を語る』(徳間書店、共訳)などがある。

ISBN:9784484101187
出版社:CCCメディアハウス
判型:4-6
ページ数:408ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2010年12月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF