ちくま文庫 し-57-1
洲崎パラダイス
著:芝木 好子
紙版
内容紹介
「橋を渡ったら、お終いよ。
あそこは女の人生の一番おしまいなんだから」
川島雄三『洲崎パラダイス赤信号』、溝口健二『赤線地帯』の原作2篇
を含む名作短編集。華やいだ淫蕩の街で生きる女たちを描く
「橋を渡ったら、お終いよ。あそこは女の人生の一番おしまいなんだから」(「洲崎界隈」より)。江東区にあった赤線地帯「洲崎パラダイス」を舞台に、華やいだ淫蕩の街で生きる女たちを描いた短篇集。男に執着する娼婦あがりの女の業に迫る表題作「洲崎パラダイス」、満洲帰りで遊郭に身を落とした老女の悲しみをとらえた「洲崎の女」を含む全6篇を収録。解説 水溜真由美
目次
洲崎パラダイス
黒い炎
洲崎界隈
歓楽の町
蝶になるまで
洲崎の女
解説 水溜真由美
ISBN:9784480438881
。出版社:筑摩書房
。判型:文庫
。ページ数:256ページ
。定価:860円(本体)
。発行年月日:2023年07月
。発売日:2023年07月10日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。