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ちくま新書 1468

国語教育 混迷する改革

著:紅野 謙介

紙版

内容紹介

実用文と複数資料を扱う「大学入学共通テスト」の構造的欠陥とは。論理と文学を切り分けた「新学習指導要領」の行方は。歪められつつある国語教育の未来形を考える。

著者略歴

著:紅野 謙介
1956年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程中退。麻布高等学校教諭を経て、現在、日本大学文理学部教授、学部長。専攻は日本近代文学。メディア環境や多様な文化の広がりの中で文学を捉える試みを続けている。著書に『国語教育の危機』(ちくま新書)、『書物の近代』(ちくま学芸文庫)、『投機としての文学』(新曜社)、『検閲と文学』(河出ブックス)、『物語岩波百年史(1)「教養」の誕生』(岩波書店)、共編『ちくま小説選』『ちくま小説入門』(筑摩書房)、『日本近代短篇小説選』(岩波文庫)他多数。筑摩書房高等学校用国語教科書編集委員。

ISBN:9784480072801
出版社:筑摩書房
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2020年01月
発売日:2020年01月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN