出版社を探す

言葉でアイデアをつくる。

問題解決スキルがアップする思考と技術

著:仁藤 安久

紙版

内容紹介

★「途上国発の世界に通用するブランドをつくる」(マザーハウス)を生んだコピーライター/クリエイティブディレクター初の著書!

●「電通サマーインターンシップ」や「東京理科大学オープンカレッジ」、企業研修など、あらゆる業界のビジネスパーソンや学生1000人以上に伝えてきた人気講座「アイデアを生むための技術」をベースに書籍化。

●アイデア発想や問題解決に苦手意識がある人に向けて、頭の中のもやもやを形にして、アイデアにまとめる具体的な手法を解説する。

●著者は、マザーハウスのミッション策定やサッカー日本代表のプロモーション、檸檬サワー檸檬堂やジョージアのクリエイティブディレクションなどを手掛けるコピーライターだが、広告業界の枠にとどまらず、企業理念やミッション・ビジョンの設定から、商品開発、新規事業開発、組織のモチベーション開発まで、言葉でアイデアをつくり、幅広く問題解決をしてきた実績の持ち主。

●アイデアや創造力に対して苦手意識を持つ人は多いが、著者は「アイデアや創造力と言われるものの多くは、習得可能な『技術』だ」と断言。個人でもチームでも使える、アイデアをつくる技術を初公開する。

目次

はじめに アイデアに悩むフツーのあなたへ

第1章 「アイデア発想法」の前に必要なこと
・アイデアの才能がゼロだった私
・なぜ、いまアイデアが重視されるのか
・アイデアにブレーキをかける4つの思い込み

第2章 「アイデア発想」の基礎技術
・アイデアが生まれる基本的な仕組み
・どうしたらたくさんのアイデアを出せるのか
・事例研究とアイデア発想の両方に使えるアイデア構築シート


第3章 「アイデア発想」の応用技術
・【偉人ブレスト】アイデアに詰まったら偉人のチカラを借りよう
・【越境した横展開】アナロジー的思考で「借りてきて横展開」させる技術
・【フレームアウト思考法】アイデアが飛ばないときの救済法
・【無責任に置き換え法】煮詰まったらターゲットやサービスを置き換える
・【強制単語法】煮詰まったら外部刺激で発想をふくらます
・【欠点起点法】既存製品や小さなサービス改善に使える技術

第4章 チームでアイデアを生む技術
・ひとりでアイデアを出すには限界がある
・ブレストでいいアイデアが出ないとき
・出てきたアイデアからどう発展させていくのか
・アイデアが「正直微妙」だと思ったとき
・いいチームになるにはリターンの設計が必要

第5章 「いいアイデア」を見極める技術
・どのアイデアを実行するのか「選ぶ」ことは難しい
・「いいアイデアとは何か」を定義しよう
・自邸の壁への立ち小便をやめさせた「すごいアイデア」

第6章 アイデアの実現を加速するための仲間をふやす技術
・アイデアを実現させるためには、仲間が必要
・アイデアの共有において大切なのは「応援される」をゴールに置くこと

第7章 「成長しつづける」をつくるアイデアとは
・消費のスピードに抗うために
・機能する問いを、ビジョンに含ませること

著者略歴

著:仁藤 安久
株式会社Que 取締役
クリエイティブディレクター/コピーライター
1979年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2004年電通入社。コピーライター及びコミュニケーション・デザイナーとして、日本オリンピック委員会、日本サッカー協会、三越伊勢丹、森ビルなどを担当。2012~13年電通サマーインターン講師、2014~16年電通サマーインターン座長。新卒採用戦略にも携わりクリエイティブ教育やアイデア教育など教育メソッド開発を行う。2017年に電通を退社し、株式会社Que設立に参画。広告コンサルティングの他に、ビジョンライターとしてスタートアップ企業のサポート、また、施設・新商品開発、まちづくり、人事・教育への広告クリエイティブの応用を実践している。2018年から東京理科大学オープンカレッジ「アイデアを生むための技術」講師を担当。主な代表作は、マザーハウス、日本コカ・コーラの檸檬堂やジョージアブランドなど。受賞歴はカンヌライオンズ 金賞、ロンドン国際広告賞 金賞、アドフェスト金賞、キッズデザイン賞、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品など。

ISBN:9784478117019
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:374ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2024年03月
発売日:2024年03月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ