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商品はつくるな 市場をつくれ

キリン「伝説のヒットメーカー」商品づくり24の技法

著:和田 徹

紙版

内容紹介

「世の中をあっと言わせる企画を作りたい」

「自分の夢を仕事で実現させたい」

「ユーザーの気持ちがわからない」

「企画書が通らない」

「プロジェクトを成功させる方法が知りたい」など

商品開発や新規事業を生み出す上でのあらゆる悩みを解決!



「1000に3つ」や「1生涯1ヒット」と言われる食品(飲料)業界において

「麒麟淡麗<生>」「氷結」「キリンフリー」「スプリングバレーブルワリー」など

ヒット商品を生み出してきた著者が明かす、売れ続ける商品づくりの全技法。



実は入社から12年間、ヒットゼロのダメダメ社員だったという著者。

なぜ、そんな失敗だらけだった人が、ヒット商品を量産できるようになったのか?

その秘訣を実際の商品開発を事例に紹介します。

目次

はじめに12年間ダメ社員だったわたしが、ヒット商品を生み出せるようになったわけ



第1章 未来の市場のド真ん中を射貫け―自分起点が成功のカギ

市場を創造的に破壊しよう

新商品開発のための3つの軸

目標は「追随され・真似され・引用される」商品

5W1Hではなく「1W +(プラス) 4W1H」



第2章 マイミッションと仕事をつなげる―「偶然のひらめき」を呼び込む習慣

「セレンディピティ」を呼び込む

インプット、インプット、とにかくインプット

「ユリイカ!」モーメントを逃さない

何度もひらめくためのルーティーン

これだけはおさえるべき、超メガトレンド3選

「N人格」でユーザー像を作りこむ

想像力に翼が生える、エクストリーム発想術



第3章 書けば書くほど商品のクオリティが高まる、和田流企画書術

企画書はメモである

ひとりブレスト法

人に見てもらう

書くベストなタイミングとは?

企画書にかならず書き入れるもの

25年を共にしてきた、企画書作成ツール



第4章 人を巻き込み、前へ進める―コンセプトの純度を保ちながら化学反応を起こす

企画書から「提案書」へ

「人に伝える」ために最も大切なもの

企画はいつも「1 人プロジェクト」から始まる

選択が超苦手、優柔不断な私の対処法

自分内多様性 VS 組織内多様性

著者略歴

著:和田 徹
和田 徹(わだ・とおる)

スプリングバレーブルワリー(株) 顧問/ファウンダー/前社長

1961年新潟県小千谷市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。学生時代、AIなどのコンピュータープログラミングの未知なる世界にハマりつつも、洋酒・ワインの彩り豊かで奥深い世界とライフスタイルに魅せられ、85年キリン・シーグラム株式会社に入社。4年間の営業経験の後、マーケティング部でウイスキー、スピリッツ、リキュールなどのブランドマーケティング、新商品開発に携わる。斬新でスタイリッシュな商品で世の中を驚かせようと果敢にチャレンジ。しかし、洋酒市場の長期低迷やバブル崩壊などで、ほとんどの商品が全く売れず、ヒットとは一切無縁の8年間を過ごす。転機は97年、キリンビールマーケティング部商品開発研究所で、同社初の発泡酒事業参入「麒麟淡麗<生>」を開発、史上空前のヒット商品に。その後約2年間、ブランドマネージャーを務める。2000年にはチューハイ市場参入プロジェクトのリーダーとなり「キリンチューハイ氷結」の開発を指揮し、大ヒット。その後シリーズを拡充。立て続けにヒットとなる。

ISBN:9784478113639
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月17日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJS