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バフェット帝国の掟

50年間勝ち続けて60兆円を生んだ最強ビジネスモデル

著:ローレンス・A・カニンガム
著:ステファニー・キューバ
訳:岩本 正明

紙版

内容紹介

投資の神様ウォーレン・バフェットが、株主にあてたいわゆる「バフェットからの手紙」で、「この本に載っている」と認め、自信が経営するバークシャー・ハサウェイの株主総会会場で販売され、話題となった書の待望の日本語版。バフェット本の中でも有名な『バフェットからの手紙』の著者による、バフェット本の決定版でもあります。

特に日本語版にはアフターコロナに関する内容を加筆してあり、投資の神様がコロナにどう向き合うのか、後継者は?といった疑問に答えています。



バフェットをテーマにした書籍が数多く出版されています。だが、その多くは投資家、資産運用者としてのバフェットの素顔を紹介するとともに、その投資哲学、すなわち天才的なバリュー投資家としての側面と手法について解説するものばかりでした。

しかし、バフェットは、投資と経営両面で大成功を収めた稀代の企業家です。本書には、これまであまり紹介されてこなかった、バフェットの経営者としての側面と投資選定のメカニズムに研究の軸足を置き、バフェットの哲学やマネジメント術を解明しました。

信頼をベースとしたアメと、容赦ないムチによるバフェット独自の経営スタイルや企業統治に関する重要かつ実践的な教訓などが、興味深いエピソードや事例とともに紹介されています。

自身の投資に役立てるだけではなく、特に金融や経済、ビジネスやマネジメントに役立つ情報が満載です。

目次

日本語版への序文

PARTⅠ: 組織マネジメントの掟

Chapter 1. 繊維会社バークシャーはなぜ世界一の投資会社になれたのか

Chapter 2.バークシャー・ハサウェイの株価が1株30万ドルになるまで

Chapter 3. キャッシュを生み続ける美味しいビジネスモデル



PARTⅡ 信頼と委譲の掟

Chapter 4.数字よりも人への信頼が巨利を生む

Chapter 5. バフェットの人材育成術

Chapter 6. 世の中の逆を行く「非ガバナンス」の組織



パートⅢ 投資の掟

Chapter 7.最初は「極悪非道な乗っ取り屋」だった

Chapter 8.買収後の見事な経営が伝説を生んだ



PARTIV 課題克服のための掟

Chapter 9 判断ミスはコストのうち

Chapter 10 注目されすぎる代償

Chapter 11 「巨大すぎる」という疑念との闘い

Chapter 12 後継者問題へのバフェットの回答



エピローグ:無慈悲という名のムチ

著者略歴

著:ローレンス・A・カニンガム


・ローレンス・A・カニンガム

1962年7月10日生まれ。ジョージ・ワシントン大学でヘンリー・セントジョージ・タッカーの研究を専門とする法律学教授を務める。企業の取締役会に対する支援や提言、コーポレート・ガバナンスに関する研究などが認められ、2018年には全米取締役協会よりケネス・D・ウェスト生涯貢献賞が授与された。コーポレート・ガバナンスや投資関連の著作も多数。「バフェットからの手紙」は特に有名で、現在でも版を重ねている。


ISBN:9784478110171
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:264ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2020年10月
発売日:2020年10月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ