弁護士の視点をプラス!税理士のための非営利法人の実務 ~依頼者の目的に寄り添った法人設立・運営のために~
著:大野憲太郎
内容紹介
多種多様な非営利法人について、それぞれの設立根拠法と税法との相互関係を、非営利法人の実務に精通した弁護士がわかりやすく整理・解説!
・各種非営利法人の設立根拠法と税法との相互関係について、実務経験豊富な弁護士がわかりやすく整理・解説!
・税務と法務が密接に関わる非営利法人制度の全体像をつかめる!
・一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人、公益財団法人、NPO法人、医療法人、学校法人、社会福祉法人、更生保護法人、宗教法人まで、依頼者の目的に沿った法人設計・運営形態を考えるための基礎がわかる!
目次
はじめに
第1章 非営利法人を考えるための基本概念
1 社団法人/財団法人
(1) 社団法人と財団法人との区別
(2) 形式と実体との乖離
2 営利法人/非営利法人
(1) 非営利法人に対する誤解
(2) 営利法人と非営利法人との区別―構成員に対する法人の財産の分配の禁止
(3) 非営利性を補完するルール
①資金拠出者に対する規制
②特別の利益供与の禁止
③残余財産の帰属先の限定
(4) 非営利法人各論
①一般社団法人及び公益社団法人
②NPO法人
③持分の定めのない医療法人社団
④一般財団法人及び公益財団法人
⑤学校法人
⑥社会福祉法人
⑦更生保護法人
⑧医療法人財団
⑨宗教法人
3 事業区分
(1) 事業区分の必要性
(2) 公益性
(3) 非営利法人各論
①公益社団法人及び公益財団法人
②NPO法人
③医療法人
④学校法人
⑤社会福祉法人
⑥更生保護法人
⑦宗教法人
⑧移行法人
(4) 法人税法における「収益事業」
第2章 法令に使われる非営利法人関係の用語
1 「公益」を冠する法人
(1) 公益法人
(2) 公益法人等(法人税法2条6号)
(3) 公益法人等(租税特別措置法40条1項後段)
(4) 公益認定法5条17号に規定する者
(5) 特定公益増進法人
(6) 公益的法人・公益的法人等
(7) 公共法人等
2 非営利型法人
(1) 概要
(2) 非営利徹底型
(3) 共益型
第3章 非営利法人のガバナンスの基礎
1 非営利法人におけるガバナンス
(1) ガバナンスとは何か
(2) コーポレート・ガバナンス
(3) 営利法人と非営利法人との違い
2 非営利法人の機関構成の基礎
(1) 社団法人と財団法人との比較
(2) 社団法人の基本的な機関構成
(3) 財団法人の基本的な機関構成
3 3分の1ルール
(1) 概要
(2) 同じグループと判定される範囲
4 監事及び評議員における理事との人的関係に関するルール
(1) 概要
(2) 兼任禁止
(3) 関係者禁止ルール
ISBN:9784474077386
。出版社:第一法規
。判型:A5
。ページ数:320ページ
。定価:3600円(本体)
。発行年月日:2022年10月
。発売日:2022年10月05日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KJ。