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令和3年改定対応 記載例で学ぶ居宅介護支援経過~書くべきこと・書いてはいけないこと~

著:後藤佳苗

紙版

内容紹介

ケアマネジャーが作成すべき書類のうち、記述の観点が曖昧な「居宅介護支援経過(第5表)」について、相談支援業務(ケアマネジメント)と法的根拠(コンプライアンス)の両面から記載すべき事項を分かりやすく解説。令和3年度介護報酬改定に即した最新版!

○受付・契約~終結まで、ケアマネジメント過程の各局面での支援経過記載の活かし方と、加算算定での支援経過記載の残し方を、法的根拠を示しながら、クイズと模擬事例で解説。
○13年ぶりに改正された居宅サービス計画書(ケアプラン)の標準様式通知の収録や、新たに創設された「通院時情報連携加算」の解説など、令和3年度介護報酬改定にあわせた最新内容による改訂版。

目次

令和3年版発行にあたり
改訂版発行にあたり

はじめに・本書の使い方

第1章 支援経過の書き方 ● 記載に必要な基礎知識
 第1節 支援経過を記載する目的
第2節 支援経過の機能
  Column 法定代理受領方式
第3節 支援経過を活用するケアマネジメントの局面
 第4節 支援経過の記載要領等
第5節 支援経過記載時のルール
Column 不適切な記載例とその修正例
 第6節 支援経過記載の上達と業務管理
第7節 支援経過の質と介護支援専門員の質
Column 法律と法令、法令と条例の関係を理解しよう
  

第2章 支援経過記載の活かし方  ● 運営編
第1節 受付・契約
  Column 公正中立なケアマネジメントの確保(契約時の説明等)
 第2節 課題分析(アセスメント)
第3節 ケアプラン原案の作成
第4節 サービス担当者会議
  Column 「やむを得ない理由」と認められなかった例
第5節 ケアプランの実行
  Column 個別サービス計画書の提出依頼を第4表に記載する場合の例
第6節 モニタリング
 第7節 再アセスメント(「軽微な変更」を含む)
第8節 終 結

第3章 支援経過記載の残し方  ● 報酬請求編

第1節 居宅介護支援における加算算定の必要性
  Column 体制加算
第2節 初回加算
第3節 入院時情報連携加算
第4節 退院・退所加算
第5節 通院時情報連携加算
第6節 緊急時等居宅カンファレンス加算
  Column 医療連携に関する加算
第7節 ターミナルケアマネジメント加算
  Column ターミナルケアマネジメント加算算定時の重要事項説明書の記載例
支援経過相談室 こんなときどう書く? それはなぜ?
  Column 「物理的な理由」、「やむを得ない理由」、「特段の事情」
  Column 同意欄の工夫
● 引用文献・参考文献 
 ● 著者紹介

ISBN:9784474076488
出版社:第一法規
判型:A5
ページ数:192ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2021年09月
発売日:2021年09月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JKS