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先を見通す捜査弁護術

他著:服部 啓一郎
他著:深澤 諭史
他著:淺井 健人

紙版

内容紹介

刑事事件の弁護活動において、捜査弁護段階で弁護士として押さえておくべき知識とノウハウをテーマ別に解説。捜査弁護に精通する弁護士らが蓄積してきた実務経験を参考に作成した事例を軸に、弁護士が事前に準備や確認しておくべき事項を具体的に示す。

○捜査弁護段階から、全体を俯瞰し、先を見通した弁護活動ができるようになる1冊

○裁判所における判断傾向が変化している「自首」「接見」「示談交渉」「勾留・保釈」を中心に、捜査弁護の実務ノウハウをわかりやすく解説

○実務経験の浅い弁護士でも、捜査弁護段階から先を見通した弁護活動ができる!

目次

はじめに

Ⅰ.自 首
 1 自首のねらい
 2 自首の方法
 3 自首後の展開と対応
  コラム1 結構早いし簡易な刑事事件における「投稿者の特定」

Ⅱ.接 見・捜査機関等への対応
 1 接見の準備と留意点
 2 接見で話すべきこと
  コラム3 接見時の依頼者からのリクエスト
 3 依頼者の家族
  コラム2 接見時に本人・家族からよくある質問
 4 捜査機関・留置施設への対応
  コラム4 近時の主要な刑法改正の概要
 5 身柄事件の取調べ対応(否認)
 6 身柄事件の企業対応
  コラム5 近時の主要な刑事訴訟法改正の概要

Ⅲ.勾 留・保釈準備
 1 勾留決定を防ぐ活動
 2 準抗告等の活用
 3 保釈にむけた活動
 4 その他の手続

Ⅳ.示談交渉
 1 示談交渉の始め方
 2 示談交渉の内容
 3 示談交渉でのやりとり
 4 示談できなかった場合の対応

Ⅴ.在宅事件
 1 在宅事件の進行
  コラム6 電子メールと刑事弁護
 2 在宅事件の弁護対応
  コラム7 任意提出・差し押さえられた物(押収物)の返還(還付)

Ⅵ.終局処分に向けた弁護活動
 1 自白事件での弁護活動
 2 否認事件での弁護

参考書式
事項索引
編集後記
執筆者一覧・プロフィール

ISBN:9784474060098
出版社:第一法規
判型:A5
ページ数:416ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2018年02月
発売日:2018年03月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNAA