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現代語でさらりと読む茶の古典

茶湯一会集

著:筒井 紘一

紙版

内容紹介

〈ポケットに入れて持ち歩ける「茶の湯の真髄」〉
〈さらりと読んで、「一期一会」を噛みしめる〉

幕末の大老井伊直弼は、「埋木舎」と自ら名づけた部屋住み時代より武芸に親しみ、とりわけ茶道石州流に深く傾倒しました。安政の大獄の直前に成立したとされる『茶湯一会集』には、「一期一会」「独座観念」といった、茶事茶会における主客の心得が子細に示されています。今なお色あせることのない茶の湯の名著の全篇を、読みやすさを優先して平易な現代語に訳し、大きな字を用い、要所に的確な注釈を加えています。『当世茶事おぼえがき〜『茶湯一会集』に学ぶ』(1991年刊)で同書の抄訳・解説を行った著者が、それを元に新たに書き起こした、ハンディな新書サイズの現代語訳・解説集です。

著者略歴

著:筒井 紘一
今日庵文庫長

ISBN:9784473037886
出版社:淡交社
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2017年07月
発売日:2017年07月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WBXN12