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からだで作る〈芸〉の思想

武術と能の対話 対談 前田英樹×安田登

著:前田 英樹
著:安田 登

紙版

内容紹介

フランス現代思想の研究者にして剣術の遣い手でもある前田英樹と、能楽師にしてロルファーとしても活動する安田登による対談集。マルチな活躍を見せる二人が、武術や能に共通する古来からの日本人の体の使い方・捉え方を基盤に、わざや型を深める稽古の仕方、学びのあり方、それらの底流をなす日本文化の深層などについて縦横に語り合う。

著者略歴

著:前田 英樹
1951年生まれ。立教大学現代心理学部教授。専門はフランス思想、言語論、表象文化論。新陰流剣術の練達の使い手としても知られる。著書に『沈黙するソシュール』(講談社学術文庫)、『独学の精神』(ちくま新書)、『言葉と在るものの声』(青土社)、『倫理という力』(講談社現代新書)など。
著:安田 登
1956年生まれ。下掛宝生(しもがかりほうしょう)流ワキ方能楽師として、国内外での講演や小中学生向けの能のワークショップに取り組んでいる。また、深層筋を活性化して身体技法を向上するという「ロルフィング」(整体法)を行うことができる“公認ロルファー”の一人でもある。著書に『身体能力を高める「和の所作」』(ちくま文庫)、『身体感覚で「論語」を読みなおす。』(春秋社)、『能に学ぶ「和」の呼吸法』(祥伝社)など。

ISBN:9784469213447
出版社:大修館書店
判型:4-6
ページ数:243ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2013年06月
発売日:2013年06月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SR