酔いどれ探偵 倉嶋竜次
著:工藤 堅太郎
紙版
内容紹介
新宿歌舞伎町。二日酔いで事務所に現れた竜次は、今日も事務員の頼子に咎められている。ワイルドターキーとジャズを愛する男の日常だ。指定された喫茶店で客を待っていると、やって来たのは大物代議士の秘書だという男で、首筋と額に脂汗を浮かべながら何かに怯えるようにガタガタと体を震わせていた───。過激なアクションを数多く経験してきた役者、工藤堅太郎が描く探偵小説の快作! '「久しぶりに血肉湧き立つサスペンスヒーローに出会った」元山口組系会長 現NPO法人代表 竹垣 悟氏推薦。
目次
プロローグ/第一章 ワイルドターキー/第二章 バックスキンのブルゾン/第三章 テイクファイブの夜/第四章 ゴールデン街のベベ/第五章 ワルキューレの騎行/エピローグ/あとがき/参考文献